小さなお茶会 ~じるこん堂へようこそ~

匂いの迷路をひげの指すとおり進めば 少々思わぬことに出くわしても辿りつける…らしい。

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12月の記事一覧

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おお、200ヒット超え! 

とうとう大晦日です。
皆さま、注連縄お飾りすみましたか?
今年はどんな年でしたでしょうか?

こるちは、大晦日にはなんとなくこの一年を振り返ってみたりします。
楽しかったこと、悔しかったこと、、嬉しかったこと、失敗したこと、上手くできたこと、反省したり後悔したり、いろいろありますが、最終的には生きてること、生かされていることに感謝できたらいいなと思います。

最近こるちは日本に生まれてよかったなとしみじみ思うようになりました。(それもこれも特定アジアのあほらしい活動のおかげです)
だってどうしたって自分は日本人ですから。
日本大好きですから。
クリスマスに浮かれた街も、大晦日のお寺の除夜の鐘の音をコタツでみかん食べながら聞くことも、元旦には新しい気持ちで神社に初詣でに出かけることもなんだかんだ言って大好きなのです。

今年もあと僅か、お家を清めて年神さまをお迎えしたいと思います。
皆さまも、よいお年をお迎えください。
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青池保子 『エロイカより愛をこめて』 ① 

作品メモ
昭和51年(1976年) 【ビバ・プリンセス】冬頃から掲載
秋田書店【プリンセス・コミックス】
第1巻 昭和53年(1978年)10月発行
 ↓
第19巻 昭和63年(1988年)11月発行

第20巻 平成8年(1996年)8月発行
 ↓
第28巻 平成15年(2003年)4月発行
(*2005年現在第32巻まで発行済み。こるちはまだ第28巻までしか持っていないので)


前回の『華本さんち~』の流れで『バリ伝』に走ろうか、とも思いましたが、やはり地味に‘あいうえお’作家順で進めてみようと思います。

どんなマンガなのか?

「伯爵と少佐のマンガ」

一番短い言葉で説明しろと言われたらこれにつきます。

エロイカより愛をこめて』はもう約30年も前に掲載され、数年のブランクを経てなお現在も連載中のマンガです。当時生まれた子供はもう30歳近く、その子にもさらに子供がいてもおかしくない年月が流れています。しばし遠い目。


「エロイカ」とは、貴族出の美術品愛好家にして怪盗(要するに泥棒です)の主人公、豪華な金髪巻髪のイギリス人、ドリアン・レッド・グローリア伯爵率いる窃盗団の名であり、英雄(=エロイカ)を意味します。

物語ではその「エロイカ」こと伯爵と、NATO情報部所属のドイツ人将校、「鉄のクラウス」ことクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐が世界各地を舞台に大活躍(笑)します。
タイトルは007の映画『ロシアより愛をこめて』をまんまもじったもので、ヨーロッパを舞台にした冒険活劇スパイ・コメディとして1970年代半ばに少女漫画に登場しました。

作品メモを見て分かると思いますが、第1~19巻と第20~32巻までの間には8年のブランクがあります。

連載開始は平成7年(1995)からで作者にとっては7年ぶりの再開。
『エロイカ~』は簡単に第1期と第2期に分かれているように見え、それはそのまま昭和と平成の時代の違いであるとも言えます。

その中断の間に、あの劇的なベルリンの壁の崩壊が1989年11月に起こります。
昭和64年と平成元年の狭間の年のことでした。
そして2年後の平成3年(1991)12月にはソビエト連邦の解体と消滅

「東西ドイツの統合、ソ連の消滅で、戦うべき敵を失ったかに見えたエーベルバッハ少佐は、数年間の沈黙の後、いまや統一ドイツより使命を帯びて、冷戦構造崩壊後、世界へ広がり出たあらゆる悪に立ち向かう事になりました。
読者のみなさん、お待たせしました。少佐も伯爵も健在です」

(第20巻の扉より)

耽美な怪盗もので始まったはずが、連載2回目にして現実主義な軍人・少佐が登場したことであっさりその方向性が変わってしまったと作者も言っていますし、ファンの目から見ても初回と連載2回目以降の印象が変わったと分かるほど少佐の登場は強烈でした。

軍人系のキャラと言えば、大和和紀の『はいからさんが通る!』にも金髪碧眼ながら日本人の軍人として登場する‘少尉’こと伊集院さんや、アニメ『攻殻機動隊』に登場する国家公安委員の‘少佐’こと電脳捜査官の素子くらいしか思い浮かびませんが、『エロイカ~』の‘少佐’はそのユニークなキャラクターからか登場から30年経ってもその魅力が衰えません。

時代背景や作品の生い立ちは今年初めに出た以下の本に作者自身がこの長寿マンガについて語っています。伯爵や妖怪経理・ジェームズ君、万能使いパシリのおじさん・ボーナム君が英国ハードロックの雄、レッド・ツェッペリンのメンバーがモデルであったとは!
もちろんBGMとしてもこのマンガに影響を強く与えたそうです。


「ZEP(*レッド・ツェッペリン)とELP(*エマーソン・レイク&パーマー)は徹夜続きの仕事にも欠かせないBGMで、リラックスしつつ集中力が持続できるというありがたい効用があった。(中略)
すべての音が疲労の極限で研ぎ澄まされた神経に快く響き、疾走するリズムは締切りへの切迫感と見事に共鳴して、私のペンをひた走らせた」


青池保子著 『『エロイカより愛をこめて』の創りかた』
マガジンハウス 平成17年(2005)2月発行 
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もうすぐお正月 

早いですね。
つい先日まで「クリスマス♪クリスマス♪」と浮かれていたのに終わってしまうともう年末の準備をしないといけない時期にきてました。

【じるこん堂】も大掃除しなくては、と思いつつ片付けながらいつの間にかマグカップ片手に寛いでいるこるちです。

つい先日にビミョーな年齢のビミョーな関係の男女でクリスマスにハニカミデート(しかもダブルです)したのがもう遠い過去の出来事のようです。
こるちの友人Kくんとお嬢様Mちゃんのその後はどうなったのだろう、やはり電車男(使用前)とエルメスではロマンスは生まれようがないのでしょうか。恐ろしくて連絡とってません。

「ってゆーか、デートの時くらいオシャレしようよーーーーーー!」


さて、エムズさんのブログ【Flower Essence】↓より。

http://mfragrance.exblog.jp/3288302


最近の注連縄ってずいぶんかわいらしいアレンジがあるんですね!

こるちの実家では細い縄からすだれのように縄がぶら下がっているものに、ウラジロと言って山から採ってきたシダの葉を裏返して対にしたシンプルなものが普通でした。

それを玄関の上に打ちつけてある釘に、ぷすっと突き刺して飾ります。
玄関だけではなく、裏口や勝手口にも飾ります。
あと豆飾りとして外にある手洗い用の水道口や洗濯機、最近はあまり見かけなくなった気がしますが、車やバイク、自転車にも飾っていました。

もちろん今日のようにいい天気の日は大掃除にもってこいです。
さすがに畳上げまではしませんでしたが、障子を庭に出して紙をビリビリばりばり破って剥がすのが大好きでした。普段は絶対に怒られる事も大掃除では許されるってのも子供心に受けました。
水道の水は冷たくて手は真っ赤になりますが、きれいに紙を剥がし、乾かした後、障子に真新しい真っ白な紙をぴっちり貼って完成した時の達成感は実に清々しいものであったのを思い出します。

ですが、掃除は苦手でした。
いえ、好きなんですよ、掃除。今も好きです。でも苦手なんです。
雑誌をめくって読みふけったり、ささいなメモを見つけては

「そうそう、あの時はこうだったなぁ、くすくす」

とか

「うわぁああああ、恥ずかしいよう!即刻消去!」(でも捨てられない)

とか思い出大会になってしまい気が着いたら日が暮れていたりするのです。
そうして何年も引っ張り出しては仕舞い、忘れては思い出しを繰り返すのです。

どう考えても「要らないでしょ?」と周囲から突っ込まれ、自分でもそう思うのです。
『捨てる技術』とか『捨ててすっきり運勢アップ』とか雑誌などで見て参考にしようとしたこともありましたが、参考にしかなりません。
だいたい雑誌に載っているBefor→Afterの写真を見て挫折します。

「無理だ…」

そうして幾年も経て、こるちの掃除方法は

「そのうちなるように成るのだ」

という法則で今に至ります。

この法則で先日ゴミ袋(45㍑)10コ分がめでたく排出されました。
ああ、それなのに、部屋の広さがたいして変わらないのは何故なのでしょう?
部屋は3つもあると言うのにっ。この以前の3倍は大きいTVのせい?それとも昔のTVと同じくらい大きいこのディスプレイのせい?それともそれとも去年買ったヤマハのPSR2100のせい?それとも…。

やめましょう。彼らは悪くないのです。♪戦場のメリークリスマスでも自動演奏させて掃除の続きにかかりたいと思います。
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祝100ヒット♪ 

おや、開店して何気に100ヒットしてました。
皆さん遠いところからほんとにありがとうございました。
いま一つよく分からないまま開店したので、トラックバックするのも??の試行錯誤ですが、これからもこつこつ紹介して行きたいとおもいますので、よろしくお願いいたします。

まま、お茶でも一杯どうぞ。
今日の紅茶は‘レディグレイ’ですがいかが?
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猫十字社『華本さんちのご兄弟』 

作品メモ
剄(リ→カ)文社(多分ケイブンシャ)【パーキーコミック】(1986、1987年掲載)
白泉社 昭和62年(1987年12月)発行

小さなお茶会』の作者が描いた初のシリアス・ストーリをおなじみの白泉社でまとめた単行本です。『華本さんちのご兄弟

華本家は男ばかり4人もいる母子家庭。
勤労婦人の母を筆頭に、社会人の長男鹿之介、以下ごくつぶしの大学生・次男蝶太郎三男梅士四男桜彦、プラス華本家の愛猫ミチゾー♂を題材にバイク恋愛を織り交ぜて描いた人間+猫模様です。

前回ご紹介した『小さなお茶会』は毎回6Pで構成されていましたが、この作品群は
末っ子桜彦編の『金の鯛やき 銀の蛸やき』が51P、
次男蝶太郎編『な、泣きそベイビー』が58P、
愛猫ミチゾー編『ミチゾー、その愛』が60P!(やはり猫ものが一番長い?)。
これに8Pのあとがきが加わります。

華本さん家のご兄弟とはいえ、エピソードの中心になるのは四男と次男で、長男と三男は「むさくるしい男兄弟4人家庭」の背景を埋めるべく描かれている程度です。

どうしても『小さなお茶会』との比較になりますが、前回のがメルヘンたっぷりの和み系であるならば、この『華本さんちの~』はその反動で日本の松本(作者の居住地)を中心に、バイクやツーリングを絡めた極めて現実の恋愛事情を当然人間で描いたものです

『小さなお茶会』から入ると現実的な「人間」や背景の描写に「え!?」とギャップに陥るかもしれません。
ふかふかの毛並みや、メルヘンなお話、ほのぼのしたやりとりに馴染んだ後で本作にとりかかると、ツーリング先で拾った手帳をのぞき読んで

「バイクと俳句?…シャレだな、ばはははっは」

とばか笑いしつつ、‘ちょいといい男だったから本物がどんなもんか見てやろう’とか‘S大医学部生の名に微動だにしなかった-とも言えない’と下心を抱きつつきっちりメイクして手帳を返しに行く女子大生みさきちゃんや、寝起きに女が訪ねてきたと知らされて慌てて身繕いして出てくる桜彦くん「なんてリアルな…」と涙目になってしまったのを思い出します。
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恋に破れた男が絶望の果てにしたこと 

【ライブドア・ニュース 12月19日】より
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1566037/detail
- AP通信によると、米マサチューセッツ州で、恋に破れ絶望した男が、不要になった1万5000ドル(約170万円)相当の婚約指輪を、メモとともに、たまたまドアをロックせずに駐車場に停めてあった車の座席に残し、話題となっている。
地元紙によると、今月7日にこの指輪を発見したのは、37歳の同州ノースボロー在住の男性。指輪は、白い蝶リボンがついた小箱に入っていて、メモが添えられていた。メモには、

「メリークリスマス。ドアにロックしないでくれてありがとう。
でも車は盗まないよ。その代わり、プレゼントを差し上げよう。
僕の愛は終わってしまった。
だから、このプレゼントが、君の愛する人の手に届いてくれるとうれしいな。メリークリスマス」


と書かれていた。  
婚約指輪は3つのダイヤモンドが輝くプラチナ製のもの。発見した男性は指輪を鑑定に出し、発見してから4日後に警察に届け出た。警察によると、この男性は婚約指輪を持ち続けることに決めたという。【了】
http://katouen.jugem.jp/?eid=902
【陶芸ブログ 炎と土にたわむれて】より
-- 続きを読む --
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『小さなお茶会』② 

もうすぐクリスマスですね。
さて、今回ももっぷとぷりん奥さんのお話です。その前にちょっと。


小さなお茶会』(猫十字社)はショートショートで1回につき大体4Pで構成されています。
それも最初の頃は2Pや1Pの回もあるので第1巻が出るのに53のエピソードが必要になりました。
1冊の単行本になるのに月掲載ほか季刊掲載含めあしかけ3年掛かったわけです。
そのページ数も、第3巻から1回に6Pになり、1冊に28エピソード。
第5巻にはひとつのエピソードに4~7ヶ月かけていたり、18Pのまとまった短編も番外編として盛り込まれ、23エピソードで2年弱。
第7巻までに10年分の季節が巡っているわけです。
なのでマンガのなかでも四季折々の出来事が、かわいらしくシンプルな線でこつこつと綴られていきます。

昔、ショートショートの小説家・星新一氏が原稿料が原稿用紙1枚につき○円と換算されることについて

「ショートショートには、1作何百枚の小説にはできない表現があり、技巧も必要なのに…」

とどこかでぼやいていました。

マンガではどうなんでしょうね。
月間誌で毎回36P書くのも大変でしょうが、『小さなお茶会』だと6ヶ月分の掲載がひと月でこなせるわけです。
どちらが大変かと言っても、作品を完成させると言う点では同じかもしれません。
絵を描くと言うのはあれで結構体力のいる行為なので、例えるなら長距離ランナーと短距離ランナーの違いなのでしょうか。

ですが、丹念に読んでみると、ページが少なくても小さなコマで工夫しているのがよく分かります。
小さな小さなコマを重ねてみたり、タイトルページの配分や断ち切りの使い方、時には贅沢に見開きの半分を1コマにしてみたり。
長編連載のマンガでは当たり前に出てくるこのようなコマ割りも、持ちページ6枚の中で使用されると「おお!」と軽く感動します。

ギャグ系はあるのでしょうが、このようなキュートなショート系のマンガは他にもあるんでしょうか。ご存知でしたら教えてくださいね。
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猫十字社 『小さなお茶会』 ① 

<作品メモ>
昭和53年(1978)~昭和62年(1987)
白泉社 【花とゆめ】に掲載
単行本全7巻 (第1巻1981年~7巻1988年発行)


Sunday
Sunny day,(陽気な日曜日)

Monday
A little moody,(月曜日ちょっぴり憂鬱)

Tuesday
Tuny day,(火曜日は調子いいな)

Wednesday
Washing day,(水曜日はお洗濯です)

Thursday
Sunshiny,(ひなたの木曜日)

Friday
Feathery,(羽みたい金曜日)

And
Tea party
on Saturday!(そして土曜日はお茶会です!)

もっぷ


これは第1巻でもっぷがぷりん奥さんをお洒落してお茶に誘うときに歌っていた歌です。
実際ある歌なのか?と思ったんですが、ページの欄外に著作権云々の正し書きがないので作者のオリジナルでしょうか。

第1巻の始めの方はなんとなく二猫(ふたりと読みます)のバランスがぎこちないのですが、連載が進んでだんだんしっくりした絵になっていきます。

始めのころのドラえもんとのび太みたいな感じです。

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開店 

はじめまして。
じるこん堂店主のこるちです。
今日はしんしんと雪の降る日です。こんな日に開店とはじるこん堂にぴったりでうれしいです。(『小さなお茶会』第4巻参照)

ここにあるのはこつこつ集めた大好きなマンガなどです。
自宅の蔵にひっそり匿っていると紙魚の蟲に喰われちゃいますので(『蟲師』第2巻参照)、もう一度本の背表紙に手を伸ばしていこうと思っています。

こんな辺鄙なところに匂いを辿って来ていただいてありがとうございます。ま、お茶でも飲みながらゆっくり楽しんでいってください。
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