小さなお茶会 ~じるこん堂へようこそ~

匂いの迷路をひげの指すとおり進めば 少々思わぬことに出くわしても辿りつける…らしい。

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01月の記事一覧

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漆原友紀 『蟲師』 ② 

<作品メモ>②

マンガ(登場人物、‘蟲の名前、蟲関連’、その他キーワード)

第1巻
蟲師1

<緑の座>…アニメ第1話
みどりのざ

五百蔵(いおろい)しんら君・神の筆(ひだりて)を持つ少年、廉子(れんず)ばあさん、‘蟲ピン’、‘煙の蟲’、‘蟲の宴’、‘光酒’、緑の盃。



<柔らかい角>…アニメ第3話
やわらかいつの

村長の白沢ばあさん、孫娘の真火(まほ)、真火の母、雪山の里の衆、音を喰う蟲‘云’(←口辺に云で、うん)、静寂を喰う蟲‘阿’(あ)と寄生された時にできる角、、蟲の声の層。



<枕小路>…アニメ第4話
まくらのこうじ

ジン、きぬ、まゆ、海辺の村の衆、予知夢、‘夢野間’(いめののあわい)、魂の蔵。



<瞼の光>…アニメ第2話
まぶたのひかり

スイ、ビキ、ビキの母、‘マナコノヤミムシ’、ふたつめの瞼、本当の闇、異質な光、ギンコの左眼。



<旅をする沼>…アニメ第5話
たびをするぬま

化野(あだしの)先生、緑色の髪の娘・いお、漁師のみなの衆、液状の蟲のなれの果て‘水蟲’(すいこ←蟲に皿)、移動する沼。




第2巻
蟲師2

<やまねむる>…アニメ第11話

ムジカ、ムジカの弟子・コダマ、山の麓の村の衆、ムジカの妻・朔(さく)、‘山のヌシ’、‘光脈筋’、‘ムグラ’、‘ムグラノリ’、山に響く鐘の音、ヌシ喰いの蟲‘クチナワ’。



<筆の海>…アニメ第  話(未)
ふでのうみ

狩房家4代目‘筆記者’淡幽(たんゆう)お嬢様、狩房家付蟲師・薬袋(みない)たまばあさん、‘蟲封じ指南書’「狩房文庫」、墨色のあざ、‘禁種の蟲’、‘黒子を食う蟲’、‘紙魚(しみ)の卵’、指南書の写し。



<露を吸う群れ>…アニメ第6話
つゆをすうむれ

あこや、ナギ、あこやの父・島の当主、島民、‘生き神様’、暗闇に咲く‘ヒルガオ’、蟲の時間。



<雨がくる虹がたつ>…アニメ第7話
あめがくるにじがたつ

虹郎(こうろう)、虹郎の父、‘虹陀’(こうだ)、西の国の暴れ川、橋大工、‘人魚のつめ’(惚れ薬?)、「ナガレ橋」。



<綿胞子>…アニメ第  話(未)
わたぼうし

ワタヒコ、あき、あきの旦那、緑色の染み、‘綿吐’(わたはき)、‘人茸’(ひとたけ)。




第3巻
蟲師3

<錆の鳴く声>(←難しい方の漢字の‘こえ’)…アニメ第  話(未)
さびのなくこえ

しげ、テツ、山合いの町の衆、‘野錆’、甘く渋味のある残響を持つ不可思議な響きの声。参考:UA。



<海境より>…アニメ第8話
かいきょうより

シロウ、みちひ、漁師と海女たち、‘空舟’、‘海蛇、もや’、‘海千山千’、蟲の時間。



<重い実>…アニメ第9話
おもいみ

祭主さま、祭主さまの後継ぎ・サネ、祭主さまの妻、村の農民、‘ナラズの実’、‘瑞歯’、冷夏の年の‘別れ作’、‘光脈’、‘光酒’。



<硯に棲む白>…アニメ第10話
すずりにすむしろ

化野先生、近所の子供たち、硯作りの名工・たがね、その許婚、たがねの父、他商人たち、‘雲喰み’(くもはみ)、夏の霰。



<眇の魚>…アニメ第12話
すがめのうお

ヨキ、ヨキの母、ぬい、‘トコヤミ’(常闇・とこやみ)、‘銀蟲’(ぎんこ←蟲に皿の字)、‘蟲煙草’。


↑【アフタヌーン・シーズン】ここまで。(廃刊になったためらしい…)

↓【月刊アフタヌーン】へ移動。


第4巻
20060201095601.jpg

<虚繭取り>…アニメ第17話
うろまゆとり

兎澤あや(←うさぎさわ・糸辺に奇のあや)、双子の緒(いと)ちゃん、本家のじいさん・‘ウロ守’(うろもり)、‘ウロさん’‘玉繭’、‘虚穴’(うつろあな)。



<一夜橋>…アニメ第13話
ひとよばし

ハナ、ゼン、ハナの家族、谷合いの村の衆、かずら橋、‘谷戻り’、‘一夜橋’、‘ニセカズラ’、‘蟲の渡り’。



<春と嘯く>…アニメ第15話
はるとうそぶく

ミハル、姉・すず、冬山の中の‘春まがい’、‘空吹’(うそぶき)。



<籠のなか>…アニメ第14話
かごのなか

キスケ、セツ、その子供、白い竹・‘間借り竹’(まがりたけ)、‘竹の子’、‘鬼蟲’(おにこ←蟲に皿の字)=‘まざりモノ’、命の水。



<草を踏む音>…アニメ第  話(未)
くさをふむおと

沢(たく)、沢の父・山の当主、ワタリのイサザ、山の機嫌、滝壷のヌシ、子供のギンコ。




第5巻
蟲師5

<沖つ宮>…アニメ第  話(未)
おきつみや

澪、娘のイサナ、澪の母・マナ、じいさん、島の漁師たち、‘生みなおし’、‘竜宮’、「生き物の生きた時間」。



<眼福眼禍>…アニメ第  話(未)
がんぷくがんか

周(あまね)、周の父、さきちゃんフサちゃんヨウちゃん他、‘眼福’、千里眼、宿場街。



<山抱く衣>…アニメ第18話
やまいだくころも

塊(かい)、その姉と父、叔母と姪のトヨ、絵の師匠、町のお得意さん、山の裏絵の羽織、天才絵師、‘産土’(うぶすな)。



<かがり野行>(←かがり火の字がでません…竹冠に溝サンズイなし)…アニメ第  話(未)
かがりやこう

野萩(やはぎ)、村の衆、‘陰火’(かげび)、‘ヒダネ’、‘ヒダネの幼生’。



<暁の蛇>…アニメ第16話
あかつきのへび

カジ、その母・さよ、蔭膳(かげぜん)、‘影魂’(かげだま)、西の街にいる父。



第6巻
蟲師6

<天辺の糸>…アニメ第19話
てんぺんのいと

吹(ふき)、清(←月が円)志朗(せいじろう)坊ちゃん、山里の村の衆、‘天辺草’(てんぺんぐさ)、一人祝言。



<囀る貝>…アニメ第  話(未)
さえずるかい

ミナ、ミナの父、シマちゃん、シマちゃんの父・網元、村の漁師、‘貝の唄’、‘ヤドカリドリ’、‘サエズリガイ’、養殖、赤潮。



<夜を撫でる手>…アニメ第  話(未)
よるをなでるて

辰兄(たつにい)、弟・卯介(うすけ)、‘光酒’(こうき)、‘腐酒’(ふき)、掌の文様、山の狩り、夜の王。



<雪の下>…アニメ第  話(未)
ゆきのした

トキ、妹・サチ、両親、、友人・妙(たえ)、‘雪蟲’、‘雪ならし’、‘雪団子蟲’、‘常雪蟲’(とこゆきむし)。



<野末の宴>…アニメ第  話(未)
のずえのうたげ

禄助(ろくすけ)、禄助の父、蔵元、蟲師の衆、ワタリの衆、イサザ、‘光る酒’、‘蟲煙草’、‘光脈のヘソ’、‘猩々髭’(しょうじょうのひげ)、蟲師の講、‘吸蜜糖’。




大文字なのは単に、特に私のお気に入りなお話なだけです。もうなにもかもが好きです♪
言葉の使い方とかもー、とにかく好きですわ~。
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漆原友紀 『蟲師』 ① 

<作品メモ>
平成11年~平成18年(1999~2006) 【アフタヌーン・シーズン】【アフタヌーン】 掲載
講談社 【アフタヌーンKC】
第1~6巻 まで発行中 *2006年現在まだ連載中

第1巻 P223 定価 533円 (税別) *平成12年(2000) 11月 初版発行

第2巻 P227 定価 533円 (税別) *平成14年(2002) 2月 初版発行

第3巻 P239 定価 533円 (税別) *平成14年(2002) 12月 初版発行
 
第4巻 P239 定価 562円 (税別) *平成15年(2003) 10月 初版発行

第5巻 P255 定価 590円 (税別) *平成16年(2004) 10月 初版発行

第6巻 P239 定価 590円 (税別) *平成17年(2005) 6月 初版発行




およそ遠しとされしもの

下等で奇怪、見慣れた動植物とは
まるで違うとおぼしきモノ達

それら異形の一群を
ヒトは古くから畏れを含み

いつしか総じて 「 蟲 」 と呼んだ
 (第1巻:冒頭より)




ものごとの境界線上にあるものって……いいですよね。
おかずとごはんをまぜると異様においしいし。
里山や海辺は表情豊かだし、
昼と夜、夜と朝の境目は美しい。
蟲の居所も、境界線上です。
まぜごはんや海辺のような……。
そんな話を描きたいです。

漆原友紀(うるしばら ゆき)
 (第3巻裏扉より)




我慢できずに順番とばしました。
んもう、ものすごく好きなマンガです。愛してるといっていいです。

平成11年(1999年)に雑誌に掲載され、平成12年(2000年)11月に単行本が書店に登場し早6年になりました。
‘最近’新しく気になったマンガができてうれしいと思っていたのに、もう6年も経ってたんですね。ちょっと感慨深いです。

単行本の発行は年約1冊、と青年誌マンガ系にしてはかなりのんびりした発行かと思いますが、不思議とこのマンガについてはじりじり待たされているといった焦燥感はありません。
それは多分、この物語が持っているゆったりとした時間の流れに読んでいるこちらも慣れてきてしまったせいかもしれません。

基本的にファンタジーの部類に入るこの物語は、作者曰く

<四>(瞼の光)の時は近代のつもりで描いたが、
他の話については時代は特定していない。
「鎖国し続けている日本」とか「江戸と明治の間にもうひと時代がある感じ」
というイメージだろうか
 (第1巻:あとがきより)

子供の頃から昔話が好きで、
昆虫理科(小学生レベルまで)が好きで、
そのまま今、こういう話を描くに至ってます。
 (第1巻;裏扉より)

とファンタジーというより昔話や民話のような、どこか懐かしい雰囲気のお話になっています。



主人公はギンコという白髪碧眼の青年「蟲師」です。

物語は、そのギンコが日本全国を旅する間に触れ合った人々とその交流(仕事)を通じて、様々な「蟲」と人間との関係を紡いでいくものです。
何故ギンコが旅を続けるのか、また日本人なのに何故容姿が白髪碧眼なのか、何故いつもくわえタバコなのか、…どうしてギンコという名なのか…。
この辺は物語が進むにつれて、少しずつその訳もわかるようになっています。






「(中略)そしておそらく、…ここらへんにいるモノ達を「蟲」…あるいは「みどりもの」と呼ぶ。

生命の原生体(そのもの)に近いもの達だ。そのものに近いだけあってそれらの形や存在があいまいで、それらが見える性質とそうでない者に分かれてくる」


「うん。透けているものもいる。幽霊みいに。
障子やふすまも通り抜ける」


「いわゆる幽霊ってやつの中にも、正体は蟲だというものもある。
ヒトに擬態できるモノもいるからな。

(中略)そういう五感で感知しにくいものを感じる時、補っているものを「妖質」という。
それは多少の差こそあれ誰もが持つ。無い者はいない。
ただ、普段必ずしも必要な能力ではないため眠らせていることが多いし---。
何かのちょっとしたきっかけでその感覚を操られるようになったり、
逆に忘れたりする。

感覚を分かち合うのは難しい---。
相手の触れたことのない手触りを、相手にそのまま伝えることはできないように。(中略)」


でもばあちゃん、僕はそのおかしなもの達が

この世界にいるってことが

嬉しくて、たまらないんだよ---
 (第1巻:<緑の座>より)


これは単行本第1話から、ギンコと左手で描くものは何であれ実体化させてしまう少年、五百蔵(いおろい)しんら君との会話です。

実際は第4話に登場する<瞼の光>が作者の講談社投稿受賞作で、『蟲師』の一番始めのお話ですが、この<緑の座>でだいたい‘蟲’のイメージが掴めるような導入部分となっています。

このマンガで描く日本の風景は山深く、緑濃い空気を漂わせています。
カラーの扉や単行本の表紙でも、和紙の上に淡く滲んだ水彩で彩られているように、独特の世界観と様々な‘みどりもの’達がギンコの視点から描かれています。

この本を手に取った時にはもう、内容も知らないのにその手触りから魅せられてしまったという猫(ヒト)はこるちだけではないでしょう。

ここ数年、古民家とか和モダンとか大正時代の着物とか蔵を改造して作ったカフェとか昔の携帯硯+筆入れ(←神社の屋台で売っていたけど、名前が思い出せない!硯つぼだったか筆つぼだったか…)とかそういったモノに心が動くのはこのマンガの不思議な時代の‘日本’に惹かれ魅せられてからなのかもしれません。

それとも、そういった穏やかなしかしどっしりとした風合いの建物や思いもかけない色彩の組み合わせが可能な衣服に心が動き始めた頃、ちょうどタイミングよくこのマンガと幸せにも出会えたということなのかもしれません。
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やっとこ 

おはようございます。
こんな僻地の当店までようこそいらっしゃいました。
インテリア1


ずうーーーーーーっとプロフィールに画像が貼れず、四苦八苦しておりました。
(くそーーーー!)
(こんにゃろめっ!!)
(えーーー?)
(なーーーぜーーー?)

きぃ!!
…いやいやパソコが悪いんじゃないわ。
気を取り直してまずお茶でも飲んで落ち着こう。ふう。

はー、おいしい。ん?
なになに?「.bmp」ではアップロードできないと!?
なんか変換とかめんどくさそうだな。
ちぇ。じゃあ、デジカメ写真そのままならいいの?



(できないよーーー!?)
(このっ!この!!)バシッ!バシッ!


「.jpg」ならいいんじゃないのぉ??

んん?画像サイズが大きすぎると?
えーと、えーと、画像を縮小(めんどくさいから1/10 サイズでいいか)して保存してアップロードして「変更」、ぽちっとな。(←古過ぎ?)






やたーーーー!!
(うっ、うっ涙)

よしよし、叩いて悪かったねパソコ。

ふん♪ふん♪ふん♪(←気分がいい)

画像で苦労してらっしゃるみなさん、がんばろうねー!

きぃ~~!!っとなったら、ひとまずお茶でも飲みましょ。ね?


ちなみにこのお茶碗セット(湯のみ+お茶碗+お盆)、全部バラで買って計130円!一見投げやりなこのデザインがお気に入り♪
ちなみに一番高かったのは貝殻の箸置きとお花の豆皿で、箸置きマニアなこるちに友達がプレゼントしてくれたものです。

CIMG29800.jpg

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青池保子 『魔弾の射手』 

<作品メモ>
昭和57年(1982) 8,9月号 【プリンセス】掲載
秋田書店 ハードカバー版 P115
昭和58年(1983) 7月 第1刷発行 780円
魔弾の射手

サブタイトル:DER FREISCHUTZ

登場人物:
NATO北大西洋条約機構 西ドイツ・エーベルバッハ少佐<鉄のクラウス>

CIA=アメリカ中央情報局 下っ端ラリー・ハンソンロバート

KGB=ソ連国家保安委員会 ニコライ・ウラジミコフ准将<イワン>→フランスの<ボリス>→モスクワの<ドミートリィ>×→<ピョートル>×→オランダの<レオニード>…彼らはKGB内から西側へ情報を流す二重スパイ  ×=オレグに暗殺済

特殊捜査局=さらにKGBの内部をさぐる秘密警察組織 ソ連内最高幹部<モスクワのおじさん>、天才的殺し屋<魔弾の射手>と呼ばれるオレグ・グリヤノフ

SDECE=フランス情報局 レイモンとその上司

少佐の任務:
東ドイツにて、エーアフルト、マグデブルグ、イエナ、ステンダル各地のワルシャワ条約軍が国境付近に終結しつつ移動を始めているという事実が偵察衛星から発覚。しかし東側当局からのこの件についての発表はない。
これは単なる演習か、なんらかの意味を持つ軍事行動なのか!?
オーストリア・ウィーンにモスクワからやってくるニコライ・ウラジミロフ准将ことKGB内の大物スパイ<イワン>に接触し、この真の目的をさぐること。


キーワード:
ベートーベン♪「フィデリオ
♪ 静かに話せ 退いていろ
  目と耳が見張っている  ♪




今回は少佐ひとりの特殊任務です。
KGBの大物スパイと接触するためか、部下たちは置いてけぼりのようです。
少佐の任務は前述のように東ドイツの軍事行動の真意を確かめるためのものですが、物語はKGBの大物スパイ<イワン>が情報提供の見返りに自分の西側への亡命を要求したことで、少佐に危険な任務が当てられるところに移ります。

条件は、二重スパイであることがKGBの特殊捜査局にバレたため、<オレグ>に命を狙われている<ボリス>と<レオニード>を安全に保護すること。

危険な取引であるため、上層部に指示を仰ぐと慎重な姿勢を見せる少佐。
しかし、KGB最高幹部の亡命を西側が歓迎すると知っている<イワン>は、条件を受けなければアメリカに(亡命先を)乗り換えると巧妙に話を進め、少佐に引き受けざるをえない状況へ持っていきます。

「ありがとう少佐。私は君を信頼しているぞ!」

なるほどあんたは大物だ。
一介の少佐ごときには太刀打ちできん男だ。
あんたから見ればおれなんぞ、まだ鼻たれ小僧の部類だろうな。


「お世辞はいりません。
任務を遂行するだけです」


上層部の思惑のために命を張るのが、鼻たれ小僧の役目だと知った上で、少佐は任務のため最善を尽くすのです。
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とんど焼き 

わーい、ぼーっとしてたら400ヒットきてました。なんだか嬉しい。

さて昨日のことになりますが、小正月ということでお正月のお飾りを近所の神社でお焚き上げしてもらってきました。
実は、じるこん堂には去年のお飾りもまだ残ってました(汗)ので、去年のと今年のと両方やっと焼きに行くことができほっとしました~(^^;。

去年はばたばたしているうちに処分し損ねてしまって…。
でも一般ゴミと一緒に出す、なんてのもちょっとできなくて二年越しに。
いや、二年越しもどうかと思いますが。トホホ。

今年は15日が日曜日だったので、くろん君と神社巡りしながら行くことができました。
くろん君は神社マニアです。
理由は不明ですがお寺より神社が好きです。お寺だといろんなモノの気配が漂っていて落ち着かないのかもしれません。霊感があるようには見えませんが、時々なにか見えるらしいです。
しかし、神社は好きでそこかしこで神社を見かける度に

「この神社、いいね!」

とか

「うーん、いまいち…」

とか、こるちにはなにがそんなに違うのかよく分からないのですがステキな(?)神社に遭遇すると、いつもよりちょっとテンションが上がりデジカメで神社を撮りまくります。
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青池保子 『Z ツェット』 

<作品メモ>
昭和54~59年(1979~1984) 【ララ】掲載
白泉社 花とゆめコミックス
第1~2巻 昭和56年(1981年)7月 第1刷発行
(*続刊あり)
Z ツェット

エピソード1:初任務 (キーワード:青いバラ)
エピソード2:DEI FRAU AUS DDR (1本の合金ボルトとコンピュータおばさん)
エピソード3:PANZER-MARSCH (囮捜査と二重スパイ)
エピソード4:Das Fraulein,die Z liebpete (ノルウェイ娘アネリーゼとの恋)
エピソード5:BLACK-OUT (最新軍事機密・ジャギュアCCV=Ⅱとハリアー)
番外編:Zの幸運 (先輩A~Yがアラスカ送りで不在中の不幸)
あとがきマンガ:暗号名は「ほんのジョーダン」 (少佐誕生秘話)



『エロイカより愛をこめて』でNATOの将校として登場したエーベルバッハ少佐ですが、少佐には23人の部下がいます。
それぞれ部下にはアルファベットでA(アー)、B(べー)、C(ツェー)、D(デー)、E(?)、F(?)、G(ゲー)、…X(?)、Y(イプシロン)、Z(ツェット)、とドイツ語読みで序列別に呼ばれています。

(?)の発音分かる方、教えてください。
ちなみに手持ちの簡単ドイツ語会話の小冊子に「Zは‘ツ’と発音」とあります。
Z(ツェット)君が…ツ君…??
いやぁあーーー!ちょっと変ーーー!

『エロイカ~』に登場した始めの頃はA(アー)とB(べー)が入れ替わっていたり、C(ツェー)以下モブ扱いでしたが、だんだん部下たちも個性が出てきてキャラが立ってきます。
当初Bと呼ばれていた部下はその後A(アー)君となり、Aだった部下はB(べー)になっていますが、現在のA(アー)君が任務と上官に忠実で同僚とその上伯爵の手下とも時には連携し、彼らと少佐の間で若いのに10円ハゲができてしまうほど生真面目に行動する頑張り屋なのに対し、食いしん坊ですぐ休みたがる怠け者のB(べー)はいつの間にか降格されてしまったと推察されます。

C(ツェー)以下で特に異色なのがオカマのG(ゲー)君です。
かわいい女の子顔で普段からオネェ言葉を発し、少佐が嫌いな男色家の伯爵と気が合うことや、時にオカマらしい嫉妬で任務を忘れるため少佐を激怒させたりします。
少佐は他のスパイたちにもこんな部下を少佐が抱えていることを不思議がられたり揶揄されますが、

「オカマにはオカマの使い道がある」

と気にしません。
ドサクサにまぎれてばっちりメイクで少佐に抱きつこうものなら、

「早く離れんか!ばかもの!」

と怒鳴られますが、G(ゲー)君は決して懲りませんし、誰よりも少佐を男性として、何より尊敬すべき上司として慕う乙女な部下なのです。

そんな先輩たちに囲まれ、ペーペーの新米部下として頑張るのがZ(ツェット)君です。
こるちは社会的新米や新参者のことを‘ペーペー’と言うのだとここで知りました。

本編『エロイカ~』では、ハンサムだけど頼りない末っ子のような扱いですが、真面目でなかなか観察力の鋭い部分を見込まれて少佐に目をかけてもらっている部分もあるようです。
そのため先輩のG(ゲー)君に時に嫉妬されたりします。
が、礼儀正しく純粋なZ(ツェット)君は困惑しつつも、いつもいつも任務から脱線しそうな先輩たちに振り回されながらも、真面目に任務に励みます。
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青池保子 『エロイカより愛をこめて』 ② 

『エロイカ~』は初めてこるちが立ち読みで大笑いしたマンガです。

当時、こるちは高校生。現在のように大きな古本屋もマンガ喫茶もなく、日々学問と部活に明け暮れる毎日でした。

マンガは好きでも買うお金も部活の帰りに本屋に寄る時間もほとんどありません。
それでも、土曜日の夕方だけは部活の帰りに学校から一番近い小さな小さな本屋さんに寄って、少年マンガ・少女マンガ合わせても2列にしかならない本棚を行ったり来たりして背表紙を眺めるのが週末の楽しみでありました。
一週間、その小さな本屋に立ち寄ることも我慢して、土曜日にだけ自分へのご褒美としてその空間を存分に楽しむことが至福だったのでした。
なんと安上がりな学生だったのでしょう。

まだその頃マンガにビニールの袋はかかっていません。
もう少し離れた所にあったもうひとつの本屋(ここもほんとに小さい)では腰も根性も曲がったばあさまが、学生の立ち読みと知るや、本当にハタキを持って飛んで来て目の前でばふばふ埃を払うという、今考えれば全くマンガみたいな典型的な追っ払い方をするのでした。
ですが、週末に楽しみに寄っていたその本屋・K書房は、毎週末にやって来てはたっぷり1時間はその小さな店内を行ったり来たりし、マンガの背表紙を真剣な顔で睨みつつ時に立ち読みし、結局何も買わずに帰って行く貧乏学生を寛容(?)に許してくれる、私にとって非常に慈悲深く精神の安らぎを得られるまさに‘楽園’のような場所でした。

当時からこるちは週刊誌・月刊誌を読む方ではなく、単行本になるまで我慢して我慢して我慢して、目の前にあるのに我慢して、「いいことがあったら買う」まで自分を戒めるというヘンな掟を課してしました。
それは、その頃いわゆるおこずかいが月1000円(泣)しかもらえなかった経済的事情に沿った自分政策のひとつでした。
財務省に予算の増額を申請するという方法もあったのですが、当時財政は切迫していると思い込んでいてなかなか言い出せなかったのを覚えています。
今考えると、財務大臣は趣味で中型クラスの船を所有していたので、(結構余裕あったんじゃ?)と思わないでもないですが…。

そういう訳で、こるちは週末ごとに本屋の背表紙を眺め、月に一度だけ予算を使うと決め、月末には同級生に「なんかいいことあった?」と聞かれるくらいそわそわうきうきしていたのでした。

その頃クラスで回し読みされていたのが『別冊フレンド』『別冊マーガレット』『集英社 りぼん』『白泉社 LaLa』あたりだったと思います。

特に紡木たくの『ホットロード』が大人気で、男子はブロッコリーのようにもりもりと髪を盛り上げ、カバンは教科書も入れずにぺったんこにし、上履きのかかとをふんづけて歩くわ、机に上って歌い始める(『机をステージに』参照)わ、女子は長いスカートに髪はボブカットで薄く脱色し、何気に廊下に佇み夕日に透けた前髪越しに哀しげにグラウンドを眺め、突然

「ばかやろぉ!みんな、みんな、…死んじゃえ~!」

と叫んで走り去ってみたり、

「えぐっ、えぐっ、ハルヤマァ~!」

と泣き崩れるのが流行ました。
紡木たくのあの降ったすぐ後に融けてしまう雪のような繊細な絵柄と、哀しくもクールな不良に胸がキュウンとなる摩訶不思議な連鎖反応でクラスの女子の多くが、この月刊誌が回ってくるのを楽しみにしていたのです。

前置きが長くなりましたが、その当時クラスで流行っていたのは学園もの、かっこいい不良が出てくるもの、繊細な思春期特有の恋愛もの、ごちゃごちゃ難しい理屈は置いといてとにかくキュウンとくればいいのだ!みたいな感じだったとお察しください。

やたら突っ張るのが流行り、‘なめ猫’なんつーものが異常に人気を集めたくらいです。
猫が学ラン羽織って

「なめんなよ!」

とガン飛ばしたポスターに覚えがありませんか?あれ、あれです。
親や先生に逆らうことにアイデンティティーを求め、ガラスの心を持った十代にはびんびん響く不良マンガ、それが当時こるちの周囲で流行っていたのでした…。
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2006*平成18年*戌年* 

新年 あけましておめでとうございます。

昨年の年の瀬には大雪が降りどうなることかと心配しましたが、年も明け概ね穏やかな新年を迎えることができ、一族一同ほっとこたつで丸くなる♪のこるちです。

元旦、初夢、初詣、書初め、おせちに新年会。
もう5日ですからすでに仕事初めの方も多いでしょう。
こるちの友人Mちゃんはもう昨日から仕事で、

「今年は元旦が日曜日だし、4日から仕事なんて損した気分」

とぼやいていました。

さてそのMちゃんとは新年早々に戦場のような雰囲気のバーゲンにて再会し、レジまでがまるで万博会場の人気パビリオンのようにトグロを巻いている様に恐れをなしてあえなく戦線離脱後、お気に入りのお茶屋で新年らしくお雑煮バトルしました。

お雑煮バトルとは?

こ 「お雑煮の餅はやっぱり丸でしょう」

M 「何言ってんですか。餅は四角い切り餅に決まってるじゃないですか。スーパーで売ってるのだって四角いですよ。よく見てみてください」

こ 「いや、そうだけど、それは工場で大量生産するには四角い方が都合いいとは思うよ。でもさ、お正月のお餅は爺さん家とかで親戚集まってもち米蒸して搗いて、婆さんがその搗きたて餅の塊をゴルフボールくらいの大きさにポンポン千切って、子供たちがそれを粉吹いた大きな板の上で丸めて平らにして作るんだよ。で、それをお母さんたちが雑煮やぜんざいにしてくれると。家族みんなで作るから丸いんじゃん」

M 「ええ!、じゃお父さんは何するんです?我が家では大きくのしたお餅が少し固まったら、おもむろに家長たる父が大きな包丁で四角に切り分けるんですよ。それは家長の仕事なんです」

こ 「へぇ~。昔はほんとに杵と臼で餅を搗いていたから、それは男連中の仕事って感じだったけど、ほら、全自動の餅つき器(←最近はこれもあんまり見ないな…)ができてからは女だけでもできちゃうからねぇ。基本的に男衆は何もしないんじゃなかったかな?
 いや~、餅つき器で初めて餅ができた時は感動したね。ほんとに勝手に餅ができたよ!ってみんなで餅つき器を囲んで、楽になったなぁと感心したものですわ。でも最近は家で搗かないでお店に注文する方が多いかな。」

M 「それでも丸いんですか?四角い方が絶対効率いいと思う。絶対四角でしょ、餅は。磯部焼きだって四角くないと海苔が巻きにくいじゃないですかっ」

こ 「うんにゃ、丸いね。この‘丸い’ってのは家族円満とか和やかとか、縁起がいいって意味があるんだって」

M 「ふーん。じゃ雑煮の中身はどうします?我が家は出汁に餅菜と鰹節を載っけてとシンプルでいきます」

こ 「出汁にシンプルなのは同じなんだけど、我が家では炙った磯海苔を砕いて載せたり、あと黒豆を5粒くらいころんと載せて食べてたな」

M 「く、黒豆だけ!?それは初耳です」

こ 「多分、‘まめにする’ってんで一年健康に、とか仕事を一生懸命にするとかそんな願掛けみたいなものだったかと。で、餅って焼いて焦げ目つけてから出汁に投入する?」

M 「そんなめんどくさいことしません。そのまま出汁に入れてことこと煮るだけですよう」

こ 「そういや、実家はそのまま鍋に入れて煮てたかも…。こるちの好みかなこれは。とろとろのお餅より、ちょっと焦げてて歯ごたえのあるくらいが好きだからなぁ」

M 「友達ん家では味噌風味で豚汁みたいにいろいろ具を入れるところもあるみたいですよ」

こ&M 「邪道でしょうよ、それ~」

と円満にバトル終了。



…といいつつ今年は黒豆煮るのに失敗し、ノーマル出汁+大根+青梗菜+海苔+ゆずとか、キムチ鍋の残りで出汁+もやしとか、オニオンスープ+白菜+ブロッコリーの芽+クルトン入りとかいろいろチャレンジしました(おほほほほ)。
結構イケましたわよ。もちろんお餅はです。

さて皆さまのご家庭ではどんなお雑煮でしたでしょうか?
地域でそれぞれ郷土料理ってのがあって、さらに家庭の趣向も相まって多種多様なお雑煮が全国で展開されていると思うとおもしろいです。

では本年もよろしくお願いします。
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