小さなお茶会 ~じるこん堂へようこそ~

匂いの迷路をひげの指すとおり進めば 少々思わぬことに出くわしても辿りつける…らしい。

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11月の記事一覧

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元ロシア諜報員、暗殺事件!? 

何気にロシア続き。
ロシアの元スパイ?がイギリスへ亡命。
その後イギリスにて怪死したことで、ロシアとイギリスの間がきな臭くなってきております。

うおー、どちらもある意味諜報大国。
方や昔「007」のジェームズ・ボンド君、今「ミッションインポシブル」のイーサン・ハント君輩出のイギリスの諜報機関MI6

方やソ連解体で一時ガタガタになったとはいえ元KGB=秘密警察の本家!?
えーと案外映画では主人公に出ていない?
でもマンガなら『エロイカより愛をこめて』の解体前から解体後も現役活躍中の「子熊のミーシャ」、二等書記官「白クマ」、小心者の二重スパイ「ボリス」、めったに登場しない同志「アザラシ」、そしてCIA「メッテルニヒ」の妻にして一生に一度だけ指令を受けて踊る女スパイ、「マリア・テレジア」…と個性豊かなスパイが大勢います。

あ、今はあのKGB(*つい「カーゲーベー」と読んでしまう^^;)は現在はロシア情報機関・連邦保安庁でFSPというのだな。
なんとなーく馴染まないよぅ。

★【『007』ジェームズ・ボンド<ザ・20世紀>】より

【第1作】007は殺しの番号(ドクター・ノオ)
 DR. NO
[出演]ショーン・コネリー
[製作]1962年[英]
*ドクター・ノオと名乗る謎の中国人科学者が登場。

【第2作】007「危機一発」(ロシアより愛をこめて)
 FROM RUSSIA WITH LOVE
[出演]ショーン・コネリー
[製作]1963年[英]
*ソ連の最新秘密暗号機をエサに、国際犯罪組織「スペクター」がボンドにワナを仕掛ける。

【第3作】007「ゴールドフィンガー」
 GOLDFINGER
[出演]ショーン・コネリー
[製作]1964年[英]
*世界的億万長者、ゴールドフィンガーを追って米国のフロリダへ。

【第4作】007「サンダーボール作戦」
 THUNDERBALL
[出演]ショーン・コネリー
[製作]1965年[英]
*原子爆弾を積んだNATOの爆撃機が、訓練中の行方不明となる。

【第5作】007は二度死ぬ
 YOU ONLY LIVE TWICE
[出演]ショーン・コネリー、浜美枝
[製作]1967年[英]
*米国とソ連の宇宙船が軌道から消える事件発生。
英国情報部は日本から謎のロケットが発射されていることを検地し日本へ。

【第6作】女王陛下の007
 ON HER MAJESTY'S SECRET SERVICE
[出演]ジョージ・レイゼンビー
[製作]1969年[英]
*アルプスの峰にある研究所へ向かい生物学的戦争の計画をつかむ。


【第7作】007「ダイヤモンドは永遠に」
 DIAMONDS ARE FOREVER
[出演]ショーン・コネリー
[製作]1971年[英]
*アフリカから密輸されたダイヤの行方を探す任務につく。

【第8作】007「死ぬのは奴らだ」
 LIVE AND LET ME DIE
[出演]ロジャー・ムーア
[製作]1973年[英]
*麻薬シンジケートの調査のためニューヨークに。

【第9作】007「黄金銃を持つ男」 
 THE MAN WITH THE GOLDEN GUN
[出演]ロジャー・ムーア
[製作]1974年[英]
*英国情報部に「007」と刻まれた黄金の弾丸が届き送り主の殺し屋を追って香港へ。


【第10作】007「私を愛したスパイ」
 THE SPY WHO LOVED ME
[出演]ロジャー・ムーア
[製作]1977年[英]
*英国とソ連の原子力潜水艦が行方不明になる。

【第11作】007「ムーンレーカー」
 MOONRAKER
[出演]ロジャー・ムーア
[製作]1978年[英]
*英国へ空輸中のスペースシャトル「ムーンレーカー」が奪われる。

【第12作】007「ユア・アイズ・オンリー」
 FOR YOUR EYES ONLY(英)
[出演]ロジャー・ムーア
[製作]1981年[英]
*ギリシャで沈没した英国の電子情報収集船を引き上げ中に事件。

【第13作】007「オクトパシー」
 OCTOPUSSY
[出演]ロジャー・ムーア
[製作]1983年[英]
*009が何物かに殺され謎を追ってサザビーのオークションに。

【第14作】007「美しき獲物たち」
 A VIEW TO A KILL
[出演]ロジャー・ムーア
[製作]1985年[英]
*英国が開発した防衛システムのマイクロチップが奪われ…。

【第15作】007「リビング・デイライツ」
 THE LIVING DAYLIGHTS
[出演]ティモシー・ダルトン
[製作]1987年[英]
*英国情報部はソ連KGBの高官が亡命を希望していることを知り…。

【第16作】007「消されたライセンス」
 LICENCE TO KILL
[出演]ティモシー・ダルトン
[製作]1989年[英]
*ボンドと友人が麻薬王を捕らえるが、謎の海洋科学者の手引きで…。

【第17作】007「ゴールデンアイ」
 GOLDEN EYE
[出演]ピアース・ブロスナン
[製作]1995年[英]
*ソ連の化学兵器工場爆破の任務から9年後、ロシアは電子工学の戦闘兵器を無力化する強力兵器「ゴールデンアイ」を開発していた。


【第18作】007「トゥモロー・ネバー・ダイ」
 TOMORROW NEVER DIES
[出演]ピアース・ブロスナン
[製作]1997年[英]
*英国艦が南シナ海で「中国のミグ戦闘機の攻撃を受けた」との打電を最後の撃沈され…。


ロシア(ソ連)はイギリス映画『007』シリーズでも敵国としてよく登場していますね。
スパイとは亡命してからも命を狙われ大変なのだ。
しかし亡命できるのも、「それ相応の情報と引き換え」である場合が多いので、勢い相手は情報部の高官であることも多い。
亡命された側は、そりゃあ必死になるわけですわ。

今回の事件はまんま『007 リビングデイライツ』ですか。
007 リビング・デイライツ アルティメット・エディション 007 リビング・デイライツ アルティメット・エディション
ティモシー・ダルトン (2006/11/22)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

*詳細を見る




しかし、事実は映画より奇なりなのである。

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その後の日本とロシア(とクリミア半島) 

まだ引っ張るか、ロシア!
うふ、だって歴史って泥沼なんだもの~(泣)。

エカテリーナ2世の死後も、クリミア半島では海軍の覇権をめぐってだぁらだらな戦争が起きている。
1853年1856年
クリミア戦争
ロシアとイギリス、フランス、オスマン帝国との間でクリミア半島をめぐって起きた泥沼戦争だ。

ちなみにこの1853年は嘉永6年
日本に、アメリカの使節ペリーが黒船にて浦賀へ来航した年でもある!(ジャーン!)

それは大黒屋光太夫エカテリーナ2世と謁見してから(1791年)はや62年後の世界。
この60年余りの間に、鎖国中のはずの日本はどう変化していったのだろう?




さて、大黒屋光太夫がロシアから帰国して後、幕府はロシアの接近に対応するために蝦夷地を一時直轄とするなど対策に乗り出していた。

もともと1786年(天明6年)には、最上徳内に蝦夷地と千島を探検させている。

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池田理代子 『女帝エカテリーナ』全3巻 

あー、ロシアの歴史(一部)をちょっと触ってみようと思ったけど、やはり国境が陸続きでいくつも接している国は国情が複雑で触っただけで疲れるo(‐ ‐o;)ぐて~。
★【ロシアの女帝エカテリーナ2世①
★【ロシアの女帝エカテリーナ2世②
★【ロシアの女帝エカテリーナ2世③
★【ロシアの女帝エカテリーナ2世④
★【ロシアの女帝エカテリーナ2世⑤



ふはははは。
しかし、そんな歴史をビジュアルでどわっとダイレクトに感じることが出来るすんばらすぃ~教材があるのだよ。
それがマンガだ!!

とりゃ つ『女帝エカテリーナ
池田理代子画。
<作品メモ>
原作 : アンリ・トロワイヤ Henri Troyat
『Catherine la grande』
女帝エカテリーナ (1) 女帝エカテリーナ (1)
アンリ・トロワイヤ、池田 理代子 他 (1994/09)
中央公論新社

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女帝エカテリーナ (2) 女帝エカテリーナ (2)
アンリ・トロワイヤ、池田 理代子 他 (1994/09)
中央公論新社

*詳細を見る


女帝エカテリーナ (3) 女帝エカテリーナ (3)
アンリ・トロワイヤ、池田 理代子 他 (1994/09)
中央公論新社

*詳細を見る

婦人公論】掲載年
1982年(昭和57年)2月号~11月号
1983年(昭和58年)1月号~1984年(昭和59年)8月号 

中央文庫コミック版
1994年(平成6年) 9月 文庫版初版発行

第1巻 P313
第2巻 P331
第3巻 P288(解説対談含まず)

各定価600円(本体価格583円)


<登場人物>
イヴァン6世(イヴァン・アントーノヴィチ)
…ロマノフ朝第5代ロシア皇帝。

エリザヴェータ・ペトロヴナ
…ロマノフ朝第6代ロシア皇帝。
ピョートルの伯母。
エカテリーナ2世を甥の嫁として好意的に受け入れる。
が、自分より美しく称えられる存在が許せない、気まぐれな残忍さを併せ持つ時の皇帝。

ピョートル3世
(ピョートル・ウルリック)
…ロマノフ朝第7代ロシア皇帝。
初代ロシア皇帝であるピョートル大帝の孫。

エカテリーナ2世
(エカテリーナ=アレクセーエヴナ)
…ロマノフ朝第8代ロシア皇帝。
父=ドイツのクリスチアン=アウグスト公、母=ホルシュタイン=ゴットルプ家のヨハンナの第一息女ゾフィー・フォン・アンハルト=ツェルプストとして生まれる。
後に夫をクーデターで追い落とし女帝として立つ。

パーヴェル1世
(パーヴェル・ペトローヴィチ)
…ロマノフ朝第9代ロシア皇帝。
母エカテリーナ2世を嫌悪し、父ピョートルに傾倒する愚息。

アレクサンドル1世
(アレクサンドル・パーヴロヴィチ)
…ロマノフ朝第10代ロシア皇帝。
祖母エカテリーナ2世を尊敬している。

スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ
イギリスの策略によって近づけられたポーランド出身、エカテリーナの愛人。
後にエカテリーナの意志によりポーランド王国最後の国王となる。

オルローフ兄弟
長男イヴァン・オルローフ
次男グリゴーリー・オルローフ(女帝の愛人)
三男アレクセイ・オルローフ
四男フョードル・オルローフ
五男ウラジミール・オルローフ
近衛連隊のアイドル兄弟!w

グリゴーリー・ポチョムキン
…陸軍首席大将、南部ロシア総督。
鋭い洞察力と判断力、力強い影響力でエカテリーナ2世の寵愛をうけ躍進する。

宰相ベストゥージェフ
(アレクセイ・ペトローヴィッチ・ベストゥージェフ=リューミン)
…宮廷の実力者。
エカテリーナのよき支持者。

宰相ヴォロンツォフ
(ミハイル・イラリオノヴィッチ・ヴォロンツォフ)
…反ベストゥージェフ派の実力者。

エリザヴェータ・ヴォロンツォーヴァ
…ピョートル3世の醜女の愛人。
宰相ヴォロンツォフの姪で一時は宮廷の実力者。

エカテリーナ・ダーシュコヴァ
(エカテリーナ・ヴォロンツォーヴァ)
…エリザヴェータ・ヴォロンツォーヴァの妹。
姉と同じく容姿は不細工だが、その知的な才覚で年若いのにエカテリーナ2世の友人にして政治の片腕となる。

エメリヤン・プガチョフ
…ピョートル3世の死後、ピョートル3世と名乗り農奴による反乱を起こす。プガチョフの乱首謀者。

★【池田理代子オフィシャルサイト
知らない方もいるかもしれませんが、作者の池田理代子氏は自身がまんま女帝エカテリーナです。
す、すごい…。


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ロシアの女帝 エカテリーナ2世 ⑤ 

ともかく、そういった純粋な少女のような恋文を書く一方、エカテリーナ2世は貪欲な領土拡大政策もしっかり展開している。
なんだかんだとロシア勢力の拡大に貢献したロシア史上二人しかいない「大帝」の一人として彼女は働いた。
愛だ恋だで廃れていく女ではなかったことは確かだろう。

もしかして、ポチョムキンの方が身分的に“女帝の愛人”としては不相応だった部分もあったのかもしれない。
娼婦ベロニカ』とは逆のパターンというかw。

彼は彼で、別れてからも

「エカテリーナの望むことを手伝い成し遂げたい」

という思いを抱きつつ、遠く南ロシア(クリミア)へと旅立っていく。
二人の熱愛が冷めた時から、ポチョムキンはエカテリーナに新しい愛人を紹介する役に回ったとされるが、女帝の好みを知り尽くしているからこそということもあっただろうし、むしろ離れていても自分の影響力を彼女に残しておきたかったという男心でもあるようにも感じる。




しかしどんなに愛人を取り替えても、女帝にとってポチョムキンがただ一人心から愛を感じることができ、なおかつ友情を忘れない信頼できる人物だったことに代わりはないようだ。
女帝は権力で愛人を繋ぎ留めることはせず、彼がやりたいことをさせる道を選び権限を与え、自分はロシアという国をますます強大にしヨーロッパでの発言権を強めるべく政治に命を懸ける勢いで邁進するのだった。


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ロシアの女帝 エカテリーナ2世 ④ 

ポチョムキンと出会ってからの女帝の恋物語は番組(*)でより詳しくクローズアップしてあったので記憶に残っている方も多いでしょう。
★【ロシア エルミタージュ美術館】参照~。

(*ダイワハウススペシャル 
山口智子「女帝エカテリーナ 愛のエルミタージュ」by日テレ 10月24日(火)夜9時放送)

イタリア人ラストレッリによって立てられた冬宮。(1762年に完成)
フランス人ヴァラン・ド・ラ・モットにより増築された別館。
エカテリーナ2世は冬宮に移り住み、1765年に別館を造り始める。(女帝:36歳)
それが小エルミタージュである。
その別館は集めた美術コレクションの展示館になり、現在、世界三代美術館の一つになるエルミタージュ美術館の始まりであった。






さて、愛人200人超え改め20余人だったという女帝エカテリーナ2世の一番有名で長続きした愛人が、後にクリミア総督となった英雄ポチョムキン
その「ポチョムキン」という響きから連想するものは、あのロシア映画「戦艦ポチョムキン」↓の方が有名かも。

戦艦ポチョムキン 戦艦ポチョムキン
アレクサンドル・アントーノフ (2003/06/20)
アイ・ヴィー・シー

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1925年に公開されたセルゲイ・エイゼンシュテイン監督によるソ連の無声映画。
白黒映画、74分。
「第1次ロシア革命20周年記念」として製作された。

*時代背景
1905年、ロシア国内では厭戦気分が蔓延し始めていた。
1月には、首都サンクトペテルブルグで「血の日曜日事件」がおこり、皇帝ニコライ2世の弾圧政治に対する不満が、民衆のみならず兵士にまで及ぶ。
こうして同年6月に起こったのが「ポチョムキン号の反乱」だった。
戦艦ポチョムキンの正式名は「ポチョムキン・タヴリチェスキー公爵号」。
オデッサの港に停泊していた戦艦ポチョムキンの兵士が反乱を起こし、やがて孤立した兵士たちは処刑及びシベリア流刑という悲惨な運命を辿る。
その史実の前半部分を忠実に再現したのがこの映画だ。

これらの一連の動きは「第一革命」と呼ばれ、1917年ロシア革命の伏線となっていく。

1905年のロシア : 前年に始まった日露戦争が2年目に入っていた時期。



その戦艦の名前の由来がエカテリーナ2世の愛人の一人であった彼↓だ。
グリゴリー・ポチョムキン
グレゴリー・ポチョムキン
グリゴーリ・ポチョムキン
(Grigorii Aleksandrovich Potyomkin )
*グリゴリー、グレゴリー、グリゴーリ等記述いろいろ。
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ロシアの女帝 エカテリーナ2世 ③ 

ロシアの冬真っ盛りのクリスマスの日。
1761年12月25日午後、女帝エリザヴェータ逝去。(享年53歳)

エカテリーナ2世、32歳の冬。





大公ピョートルは慣例に則って「皇帝ピョートル3世」となった。
ピョートル3世は相変わらずのプロイセンびいきで、まだ敵国のフリードリッヒ2世に対する尊敬を隠そうともせずにはしゃいでいた。
周囲が不安に思うのもよく分かる。
「大丈夫か、こいつで…」
と誰もが考えたようだ。

前女帝の逝去した12月が暮れ、ピョートル3世は年が明けるとともに不条理な勅令を出し、周囲から早速総スカンをくらっていた。
ロシア正教大嫌いな彼は教会財産の没収を行ったり、軍隊や官庁でプロイセン式の規律を強制たり、貴族の解放令(*)を出したりしている。

貴族解放令とは?
「貴族達は今後も国家に勤務することが望ましいが、強制はしない」という法。
ピョートル大帝(1世)の定めた勤務義務がただの苦役でしかない中小貴族からは歓迎され、多くの貴族が故郷に帰っていった。


江戸時代の参勤交代みたいなものをゆるーくしたのだ。
これは貧乏貴族たちからは歓迎されたが、宮廷からは不評だったと思われる。
ルター派の彼にしてみれば、無駄に贅沢をする宮廷にも教会にも反発があったかもしれない。
この解放令によって首都勤務から解放された貴族の多くが地方領地に関心を向けたことや、西欧の自然崇拝の思潮の影響とが重なって庭園芸術への関心が強まり発展したので、まんざら悪政だけの皇帝でもなかったようだ。





しかし、今までボンクラ夫と蔑まれていたことの恨みは相当深かった…。


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ロシアの女帝 エカテリーナ2世 ② 

1745年、花咲くロシアの夏に16歳で結婚したエカテリーナ2世







しかし、初夜を迎えるも、夫ピョートル(17歳)はベッドでお人形の兵隊ごっこをするばかりで、どきどきどきどきどきどきどきどきどきと緊張とそれなりの期待も含んでいたであろう乙女の心は虚しい絶望感と失望に囚われたと推察され、そういった夜を何日も何日も過ごしたというエピソードには
「うう、かわいそうに…(T T)」
と同情を誘われた方もいるだろう。

キライな男と寝るのもゴメンだが、まだ本心からキライでもない男から寝所で指一本も触れられないでいたら
「もしかして自分には女性としての魅力がないのだろうか…?」
と自己否定して哀しくなってしまったかもしれない。



このピョートル(3世)は教養が無く幼稚で(包茎だったとされる)、当時のロシアが戦争をしていた敵国プロシアの王フリードリヒ2世の大ファンでドイツ語ばかりをしゃべっていた(ロシア人なのになんで?)とか、宗教的にもルター派ロシア正教が大嫌いな方だったため周囲からも不人気だったと評判は散々だ。
もともと不安定な精神疾患か知的発達障害だった可能性も考えられる。

対して少女ゾフィーは生家が同じくルター派にも関わらず、嫁いだからにはとロシア正教へ改宗し(15歳の時)ロシア語も熱心に勉強したため、周囲からの印象はよかったようだ。
最も、夫となった男性から女として認められなかった哀しさを癒すために熱心に勉強へ情熱を傾けた一面もあったようだが。
哀しみや寂しさに溺れないでそれをエネルギーに変えていくことができる女だったのだ。

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ロシアの女帝 エカテリーナ2世 ① 

先日のTV番組では、エカテリーナ2世の恋愛遍歴から歴史を振り返っていて美術館について分かりやすく説明されていた。

好きなわりにロシアの歴史的背景には疎いので大変いい勉強になった。
女でありながら夫と追い詰めクーデターを起こし、女帝として君臨するとはロシアの女はなかなかやる…と思っていたら、彼女はドイツのどちらかと言えば没落しかけた貴族の娘だったようだ。

もう少し、彼女の生きた時代を振り返ってみようかな。





みゅーーーーーん。





…時代は今から277年前。

1729年4月21日、ドイツの小領主のもとに女の子が生まれる。
(その頃日本は江戸時代:享保14年将軍綱吉の頃)

旧姓、ゾフィー・フリデリーケ・アウグスタ
プロイセン(ドイツ)のシュテッテンで生まれ、敬虔なプロテスタントルター派信徒であった両親の元で育てられる。

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