小さなお茶会 ~じるこん堂へようこそ~

匂いの迷路をひげの指すとおり進めば 少々思わぬことに出くわしても辿りつける…らしい。

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02月の記事一覧

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和むよなぁ…というか泣けるよぅ"(つu<,) 

すごいのはストーリーの構成だけじゃなくて、アスキーアートでこんだけ「絵」としてのイメージを表現できるってところ!


★【1985年(昭和60年)3月、イランの首都テヘランから
1890年(明治23年)9月、和歌山県紀伊大島大島村樫野の話


349 名前:75/167 2/4 sage 投稿日:04/04/13(火) 22:35
ヾ丶\ 、\ヽ 、丶\ \ヽ丶丶 \ \ \ ヾ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ 
 ヽ 、ヾ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶\ヽ ゝヽ丶丶\ \ 丶 \ 丶 ヾ丶
 ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶 丶 ヽ ヾ ゞ\ .ヾ丶 丶丶 \丶 ヽ \ 
\ 丶 ヾ 丶v \ ヽ \\ \. 丶丶丶、 丶\ ヾ 丶丶\、 ヽ 
ヾ丶\ 、\ヽ 、丶\ \丶丶 \  \ ヾ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ
 ヽ 、ヾ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶\ ゝヽ丶丶 \ 丶 \ 丶 ヾ丶\ 
 ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶  ヽ ヾ ゞ\ヾ丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶
\ 丶 \ ヾ 丶丶\、 丶丶、γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 丶 ヽ \ \. 丶ヾ
ヾ丶\ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ \ |  テシェキュウ ヾ  \ ヽ丶丶 
 ヽ 、ヾ \ 丶 ヾ丶\ \  ヽ、  _____丶\ヽ ゝヽ丶
 ヽ \  \丶ヾヽ \   \ /二∧ )ノ 丶 丶丶丶 ヽ ヾ ゞ\丶\
\ 丶 \ ヾ 丶丶\ ○( ´∀` )○ヽ \ \. 丶ヾ 丶v \ 
ヾ丶\ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ ヽ丶丶 \ 、\ヽ 、丶\ \ \ ヾ
 ヽ 、ヾ \ 丶 ヾ丶\ \ヽ ゝヽ丶丶 、ゞ ヾ丶 ゝ丶\ \ 
 ヽ 、ヾ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶\ヽ ゝヽ丶丶\ \ 丶 \ 丶 ヾ丶\
 ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶 丶 ヽ ヾ ゞ\ .ヾ丶 丶丶 \丶 ヽ \ 
\ 丶 ヾ 丶v \ ヽ \\ \. 丶丶丶、 丶\ ヾ 丶丶\、 ヽ 
ヾ丶\ 、\ヽ 、丶\ \丶丶 \  \ ヾ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ ヽ
 ヽ 、ヾ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶\ ゝヽ丶丶 \ 丶 \ 丶 ヾ丶\ \
 ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶  ヽ ヾ ゞ\ヾ丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶
\ 丶 \ ヾ 丶丶\、 丶丶、 丶 ヽ \ \. 丶ヾ 丶v \ ヽ 
\ 丶 ヾ 丶v \ ヽ \\ \. 丶丶丶、 丶\ ヾ 丶丶\、 ヽ 


…う、うわぁぁあああああああんっ!
こんなしょぼい「絵」なのになんでこんなに感情移入できちゃうのかな(;;)
。ぐすん。
これ作った人、ほんとスゴイ!





★【2002年日韓共催W杯にて:デンマーク、トマソン選手の話

そしてトマソンは少年に言った。

  彡彡'ミ   「君の試練は君にとって辛いことだと思いますが、
 ( ´、ゝ`)   君と同じように君の家族も、その試練を共有しています。
 (_つ と)    君は一人ぼっちじゃないという事を理解していますか?」

                         
この言葉に黙ってうなずく少年。    

         「わかっているなら、オーケー!
  彡彡'ミ    誰にも辛いことはあります。君にもボクにも
 ( ´、ゝ`)   そして君のお母さんにも辛いことはあるのです。
 (_つ と)    それを乗り越える勇気を持ってください。」



そして、トマソンは最後に少年にこう言った。

  彡彡'ミ    「ボクは今大会で1点は必ず獲ります。
 ( ´、ゝ`)    その姿を見て、君がこれからの人生を
 (_9   )    頑張れるようにボクは祈っておきます。」

この言葉に
            ∧∧
           (´∀`*) ニコ!

この少年は初めて笑顔を見せた。



う、ううううう、うわぁあああああぁん!!

ええ話やっ!





というわけで、こんな感じでいい話に触れられるお気に入りブログ↓もオススメしておきます!
★【日本と日本人のなごむ話・いい話・感動した話・泣ける話

なんかね、ここ読むと自分が日本人でよかったなぁって思える。
管理人のkuromaryuさま、ほんとありがとう!




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2月22日は竹島の日~♪ 

takeshima2

画像提供:
★【JOKER×JOKER】管理人恭介さまより。


★【フィオリーナの以心伝心
管理人小林少年さまの
「日韓友好は実現可能か? 小林少年的試行錯誤 否定 肯定 なんでもありのネタブログ 日韓交流の最前線、九州は福岡からの情報発信」ブログでの

*竹島プロジェクト2007*
みんなで竹島の日を盛り上げよう!キャンペーン。


に、微力ながらこの問題を考えるきっかけになればいいなと思い参加させて頂いてます【じるこん堂】ですいらっしゃいませ~♪





2月22日は、いち地方自治体である島根県が「竹島は日本の領土である」と明確に条例で発言した日でーす。




時々、国内でもこの「竹島の日」に関して、

「韓国の国民感情を逆なでするような行為だ!」

と批判的な記事を見かける。(この方法は中国との外交においてもなぜか日本側のメディアから多々発信されるようだ)
しかし、この領有権に関して、当の韓国はすでに武力による実効支配を行っていることは周知の事実だ。

武力による実効支配一地方の掲げたささやかな声明文

普通に比べてみれば、どちらが攻撃的なのか一目瞭然だと思うが、「竹島の日」を制定した当時、日本にいる韓国人はなぜか県庁所在地まで出かけて行き、大声で泣き叫び、灯油をかぶって焼身自殺を図ろうとしたり、ナイフで自分の指を切断しようとしたり日本人には理解しがたいパフォーマンスを行ったと記憶している。(最近は意図的にそんなニュースもあまり放送されない?)



日本人的な感覚から

「それほど彼らにとってあの島は大事なものなのだ」(=日本人にはそうでもないよね)

と理解した風な意見も当時はあったと思うが、わたしには彼らの行動は単なる異常行動にしか映らない。
あんなのとまともに会話しようと思うのがそもそもの間違いなのじゃ?と思っている。



腰砕けの外務省を批判するもありだが(*)、この活動はいち市民がささやかながら日本人としての立場でこの問題を提唱している活動であるという点に個人的な好感をもって参加した。
(*竹島問題に関しては少なくとも2、30年ほど前は外務省は担当窓口すら置いてなかったと思う)

「こんなことしても何にもならない、無駄な行為だ」と揶揄するのは簡単なことだ。
日本人でも韓国人でも「右翼の無駄なあがきね!」と嘲笑してる人もいるようだ。
日本側が領土問題を提唱するとすぐ「右翼!」「右翼!」と揶揄する方がいる。
それでは「竹島(韓国名:独島)は韓国の領土だ!!」と主張する韓国人も全員「右翼」なのでは?と思うのだが、不思議と日本の主張を「右翼!」と大騒ぎする人ほど相手国の「右翼」に関しては当然のように沈黙するのが不思議だ。
もっとも、日本には在日が大勢いるのでどこまで本当の意味で日本人としての意見なのか見分けがつかないみたいだが…。
今までの政策がどうかは置いておき、私は今後日本ではきちんと外国人は外国人だと分かるように通名の法的利用は止めさせるべきだと思う。
それでなくとも、韓国本国では最近は簡単に実名のほか生年月日まで法的に変更できる法律が施行されている。(なんの為に?ねえ、なんの為に?…これじゃパスポートの意味がなくなるんじゃ!?)





何もしないで他人の言動を批判するのは実に簡単で、時にはそれをバカにすることで人はさも自分が理解のある人物だと優越感を抱くこともできる。

争いごとを避けたいのが日本人の人情だと彼らは知っている。
知っていて異常なほど大暴れしているのだとこちらも理解すべきだ。
政治家ですら「紛争の種になるならくれてやれ」とか「あんな小さな島いっそ爆破してしまえ」などと短絡的に言う者もいるくらいだ。
こういう短絡的で争いごとの苦手な政治家には領土問題の担当は任せたくないなぁ。


簡単に自国の領土を他国に明渡すことが長い歴史の上でどれほど危険なことか想像してみればいい。
個人的にはこの手の問題は50年だろうが100年だろうが簡単に放棄してはいけない問題だと考えている。

そして、たとえば国際紛争において領土を明渡す事態になっても決してニコニコと笑って差し出してはいけない。
また、領土問題が解決したのだから「友好を深めましょう」等とは決してこちらから言い出してはならないし、そんな尻馬に乗っもいけない。
たとえ一時的にそのような甘言をかの国がほのめかしても、そんな「友好」は次の日にはきれいさっぱり忘れてまた別のところで大騒ぎするのがあの国だし、それを真に受けることは鍋を持参して葱を背負ってのこのこ出かけていく鴨そのものの行為だと私は考える。

個人のドラマや歌の嗜好、あるいは恋愛についてまでとやかくいうつもりはない。
しかし「韓流がスキだから~」というレベルで領土問題を捉えるべきではないと私は思う。



「この問題はまだ解決にいたっていない」

領土問題が絡むとよくこう表現されるが、これも「事実を述べているだけ」であると同時に「ごたごたは早く解決しい、片付けたいと焦る日本人の心理を突いている」ということも理解するべきだ。
竹島に限らず、これは北方領土尖閣諸島についても言えることではないだろうか?
領土問題に関してはうっかり八兵衛じゃすまないのだ。




日本人には日本人のやり方がある。

それを忘れないでいたいという気持ちも込めて、【じるこん堂】は「竹島は日本の領土である」と静かに主張する。
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アンビリーバボーで泣く(; ;) 

世界仰天ニュースと時々混同するアンビリーバボー
よくあるのが凶悪犯罪の手口とかその解決編だったりするのだが、時々、「う、うう、うわぁああああああぁん..。:・゚(つД`゚)゚*:。.. !」と号泣してしまうような感動編がある。

★【奇跡体験!アンビリーバボー:公式サイト】byフジテレビ
毎週木曜日19時57分 フジテレビ系列 全国ネットにて放送中。

主な出演者
案内人 : ビートたけし
スタジオメンバー : 所ジョージ関根勤佐藤藍子清水圭、+ゲスト。

主な制作者 : フジテレビイースト
プロデューサー : 角井英之
内容  : ビートたけしが案内役となり、常識や科学では割り切れない現象や事件など、“アンビリバボー”な実話を紹介するバラエティー番組。




最近、これでもうおいおい泣いてます。
再現VTRってたぶん15~20分くらいのものかと思うんだけど、もう超大作の映画より泣いてますよ。
自分であほかって突っ込み入れながら。

最近だと、「種」を越えた友情・親子愛もの
★【種を越えた友情 大自然の生んだ奇跡】2007年2月15日放送。
アフリカのケニアのカバの子どもとゾウガメの友情?愛情?信頼関係?
とか、
タイの動物園のメスのベンガルトラと子豚4匹の母性愛?親子関係?
とか、
アメリカの動物園のWhat'sマイケル!みたいなネコ(2)と夫を亡くしたオラウータン(40歳越え)の年の差カップル!?親子関係?とか。

あと、シークレットサンタ誕生秘話…も「アメリカ人的善行だなぁ(日本でだったら微妙な行為という意味で)」と思いつつも、泣く泣く。
★【秘密のサンタクロース】2007年2月15日放送。


もー、アフォみたいに感動して泣いてまった。
最近も、『寄生獣』の第8巻で知的パラサイトの田村玲子が自分が産んだとはいえ全く異種族である人間の赤ちゃんと主人公のシンイチを前に、…あれが「母性」とも「愛情」によるものともひとっことも語られてはいないけれども、己の命が消えると分かっていながら死を受け入れ

「気分がよかったぞ」

と倒れるシーンで、泣く泣く泣く。
..。:・゚(つД`゚)゚*:。.. うわぁあああああん!

シンイチの、彼の心がパラサイト田村玲子の行動によって「戻ってきた」シーンで、泣く、泣く、泣く。
おーいおいおい。
何回読んでも泣く。


どうもこの手のお話に共通する泣きツボがあるようです。


-- 続きを読む --
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竹島プロジェクト2007 中間報告 

ささやかながら、小林少年さまのブログ【フィオリーナの以心伝心】での「竹島プロジェクト2007」に参加している【じるこん堂】です、いらっしゃいませ!

takeshima-is-japan


★【島根県HP「帰れ、竹島!」
★【竹島問題とは?

フィオリーナ」と聞いて「マルコ!」もしくは「母をたずねて三千里!」と答えられるあなたは同志ですw。
★【母をたずねて三千里。マルコはイタリア人だった!】過去記事参照~。
★【世界名作劇場「マルコの仲間たち」




さて、竹島の日の2月22日まで続くこの企画。
去年の参加サイト数は154だったんですが、今年は竹島の日にちなんで参加数220を目標に掲げてありました。

正直、とりあえず去年の数を越えればいいかな?と個人的には思っていました。
220はさすがに無理じゃない(^^;)? ま、目標のハードルは高めの方がいいけどね、みたいな。

しかーし、こつこつとした地味な活動ながら管理人さまのお人柄もあってか2月7日時点で早々と目標220をクリア!しておりました。わぉ!
そして昨日2月14日の時点で参加サイト数253になっております。おお~!(驚)

もちろん目標を大きくクリアした現在も地味~に参加者を募っています。
興味関心のある方、是非サイトをチラッと覗いてみてくださいな。



参加方法はいたって簡単。

ご自分のブログ等で、分かりやすく竹島についてのバナーなり画像なりとにかく意思表示を示すものが掲載されていればOK!(オリジナル画像等は「竹島プロジェクト2007」に寄せられた有志の提供画像を使って頂いてよいそうです)
    ↓
そして小林少年さまのブログにてプロジェクト参加の旨をコメントなどで伝えて頂くだけ。

これだけです。



参加される方のブログは政治的なものや嫌韓等のニュースサイトに限らず、政治、経済、歴史にまったく関係ない園芸だとか料理だとか趣味のサイトからでもぜんぜんOK!だそうです。(うちみたいな雑談ブログでもいいくらいですから)
もちろん親韓さんでも大丈夫…というかまったく無問題!だと思います。

どっかのコミュニティーみたいに、参加したからって必ずみんなのサイトへ挨拶しなきゃ…とかコメントしたのに…なんて心配もご無用。
みなさん自分のペースで参加してそれぞれのスタンスで意思表示しているだけですので、興味があれば各サイトに巡回してみるのもいいでしょう。





興味はあるけど参加するかどうかは…と決めあぐねているというのなら、プロジェクトの進行状態↓を覗いてみるだけでも構わないと思います。
2月22日までは「竹島プロジェクト2007」がトップにくるようになっています。

★【フィオリーナの以心伝心
小林少年さまのブログを見ていただければ分かると思いますが、頑張ってご自分の体を張って突撃取材とかしてますし、そこで感じたことは自分に素直に語ってらっしゃいます。私は好感を持ちましたよ^^。


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岩明均 『寄生獣』 全8巻 ③ 

久々にじっくり『寄生獣』を読んでみた。
忘れっぽい性質もこんな場合は役に立つ!?

もう何回も何回も読み返しているのに、いつも同じところで「うぐぐぐ…」と泣いてしまう。
同じところでアクションにどきどきする。
最後には主人公が平和な日常を手に入れると分かっているのに、同じようなところで自分の胸に穴が空いたような気分を味わう。

それが特にこの後半の第8巻なのです。
寄生生物の中でも研究熱心で知的(=生物的にも強い)だとされている「田村玲子」が、公園で警官たちに包囲された中、自らの死を知りながら周囲に攻撃を加えることなく、寄生生物と人間の中間であるシンイチに自分の産んだ子供(全くの人間)を託すという場面。

なぜ、この場面で泣けるのか?
もう何回も読んでいるんだけど、今でも分からない。
『寄生獣』第1巻から登場し、常にシンイチに心理的プレッシャーを与え続け、また物語のもう一人の主人公とも思われる位置で存在しつづけた「田村玲子」(*田宮良子)が岩明均のアクションシーンの中ではあまり動きのない、そしてその心理状態を雄弁には語らない、どちらかというと淡白な「演出」であっさりと死んでしまう場面でだ。

生物にはたとえ自分と同じ「種」ではなくとも、助け育て守ることがあるという。
しかし「種」が違う以上それは「遺伝子」の命令ではない。
また、同じ「遺伝子」を受け継いでいたとしても殺し殺される場合もある。
であるならば、生物が子孫を育て守るのは「種の保存」としての命令ではないのではないか…。
物語ではそれは「利己的遺伝子説」という説明を大学である教授が講義を行っているという場面で説明されている。

この宇宙からやってきた寄生生物と人間との戦いの物語のもうひとつのテーマは「母親」、あるいは「親と子供」の関係だと思う。

このマンガは連載された時、もともとは連載3回で終了する予定だったそうだ。
それが、いつの間にか単行本3巻まで…5巻まで…7巻まで…9巻まで…と延長していき最終的に「全10巻」という作者にとって一番長い連載となった作品だそうだ。
だから、もしかして連載如何によっては第8巻でのストーリーはまったく変わっていた可能性もある。
しかし、連載が進むにつれ、このマンガは思いがけず「地球と人間」とか「環境問題」という方向へ進んで行き、その一方で、小物探偵の倉森に代表される「小さな家族」にスポットがあてられている。
シンイチと「田村玲子」はまったく価値観の異なる生物でありながら、「家族」というものの概念の上で、心の中の他者には触れることができないような部分でお互いに何かしら共鳴したのだと思う。
多分私がおいおいと号泣する場面は、こういった他者と他者との共鳴に関わる部分かもしれない。

また、こういった奇想天外なストーリーを描くからといってその作者が奇人変人なわけでもなく、あとがきからは極めて常識的で「凡人」な印象しかないのも読んだ人は驚くかもしれない。
こういった物語が、大風呂敷を広げたような人物から出てくるわけではないというのもマンガを読む上でおもしろい部分だと思ったりする。

だって、田村玲子のあの衣装!(第8巻表紙参照)
冷静に観察すると、物語の山場のひとつだというのに、ダッサイ(失礼!)デザインの真っ白なリボンベルトのワンピースなのだ。
もちろん、これは後に銃撃戦で血に染まるための「演出」のひとつだろう。

しかしこれがこのまま実写になったら、

「今時そんなダセェワンピ着てるヤツァいねぇよ!」

と静かに突っ込みいれる気満々で構えてしまいますが、なにか?

でもですね、これが「マンガ」の中ではぜんぜん問題ないんですよ。
違和感ないんですよ。
それは、多分あのワンピのデザインも含めて、キャラクターの容姿、表情、画面構成、台詞、演出などあらゆるものが全て「岩明均」の世界としてそこにあり、その異世界に読む人がどっぷり入り込めるからなのだと思います。

作品が連載当時は、環境問題とか親と子供の関係についての問題はそう声高に叫ばれていた時代でもなかったと思うんですが、むしろ、今になって読み終わってから「うーむ」と様々な部分に思いを馳せることができる作品でもあるのかもしれません。



…とあえて触れずに済まそうと思っていましたが、寄生生物や連続殺人犯浦上の「食事」や「人間で遊ぶ」シーンはかなーりグロいです。
ほんと、モノトーンの黒い色が「血でべっとり」しているかのような妙な錯覚を起こすほど。

…でもそのグロいシーンも嫌いじゃない不思議…。




<作品メモ>
岩明均
寄生獣』
【講談社
アフタヌーンKC

寄生獣 (6) 寄生獣 (6)
岩明 均 (1993/01)
講談社

*詳細を見る


第6巻
アフタヌーン】 1992年(平成4年)7月号~12月号 掲載
1993年(平成5年)1月 初版発行
1994年(平成6年) 11月 第11刷版 
定価 500円(本体485円)

第33話 目撃者   3~
第34話 鉄とガラス   39~
第35話 名前に無頓着   77~
第36話 悪魔の面影   113~
第37話 食堂   145~
第38話 敵対   179~214

<登場人物> ★は寄生生物化済。

シンイチ(泉新一) : 主人公。ごく普通の高校生だったが、ミギーと生活しているうちに寄生生物のミギーに愛着を抱くようになる。

ミギー: シンイチの右手に寄生した謎の宇宙生物。好奇心旺盛で理性的。脳を奪い損ねたせいか人間を食べなくても生きていける。★

新一の父(一之): もと雑誌記者、現在はフリーライター。(45)

村野里美: シンイチと同じ高校女の子。お互い気になっているがパラサイト事件のせいで時々ギクシャクしてしまう。

パラサイトの「お仲間」: 田村玲子の働きかけもありシンイチの街の隣で大規模なコロニーを形成しつつある。★

*寄生生物(パラサイト)の特長*
「同類」の存在をお互いに感じとる能力がある。
半径約300m以内にいる仲間の脳波のようなものを感じとることができる。
特に「殺意」や「悪意」などの感情波は一番波長が長く探知されやすい。

倉森(探偵) : 田村玲子に雇われていたがシンイチの正体を知って解雇された。昔から「名探偵」に憧れているが基本的には小心者。

倉森の妻子 : 水商売系の仕事をしているがごく一般的な女性。(妻:陽子、娘:由美)

易者 : シンイチに「胸に穴を開けた相手にもう一度会え」とアドバイスする。

阿部くん : 倉森が臨時で雇ったアルバイト。まったくの素人ではないものの…。

三木さん」 : やや大柄でわりとハンサムだが妙に軽い。表情を研究しているだけあって表情豊かだがむしろ不自然。★




「その悩みが大きすぎちゃってさ…
 人が死ぬぐらいのことじゃ大して驚かなくなってんじゃないの?」


「そんな…そんなことはないよ」

「泉くんてすごく強い…
 ほんと強いと思う。
 それなのに…なんだかとても見ちゃいられないって思う時があるんだ。
 何かを…必死になって力でねじふせようとしてる」






「こいつの名前だけど“パラサイト”っていうとテレビとか巷のうわさで
 けっこう使われてるしまぎらわしいんで
 “ジョー”(あご)って呼ぶことにしたんだ。ぴったりだろ?」


「はあ…な、なるほど」

「ふん、名前なんざどーだっていい」

(そうだ…名前などはどうでもいい)






「クククク…」

 (笑っていたのかわたしは…。
 意図せず自然に笑いがこみあげてきたのは初めてだ

 あの人間の取り乱し方を見てたら…)

「ククッ」

 (顔の表情の方を忘れてたな…)

「フフフ…
 ホホホホ…

 ハハハハ
 ハハハハハハ


 アハハハハハハ

 アッハッハッハッハ、ハッハッハッハッハ

 アーーーッハハハハハハ







「あんた小物なんだから…
 小物は小物なりにこじんまりとね」


「ちっ亭主に向かって言うかね、普通」






「ハハハハ、そうか!
 仲間たち(寄生生物)に食われたか!!」


「く…」

「ほう…すごい! 空気まで震えているようだ」

「殺す!!」

うわあぁあああっ

「いま戦ったら負けそうだ!
 この子を盾に使うしかないな!」


うぎゃあああああああああ
 

-- 続きを読む --

岩明均 『寄生獣』 ② 

岩明均の『寄生獣』は2003年(平成15年)に完全版という形で装丁も新たに再出版されてます。

再出版の完全版↓は全8巻。
寄生獣―完全版 (1) 寄生獣―完全版 (1)
岩明 均 (2003/01)
講談社

*詳細を見る


実はこの『寄生獣』は1998年(平成10年)に一度【Tokyopop】で英語版が出版されていて、近年改めて別の出版社【DelRey】が出版しています。そちらは全12巻。

新しいマンガが次々と出版されるようになると、小売店側は連載が終了している作品の在庫を抱えるのが難しくなってくる。
その結果古くても良い作品を売る機会がなくなり、若い読者がこれらの作品に触れる機会が減ってしまう。

そこで、古典的作品を新しい読者に販売しようとする試みが行われるようになった。
例えば今はないEclipseから出版されていた『Appleseed』をDarkHorseが出し、Tokyopopの『寄生獣』をDelReyが新しく出版したこともその一部だ。

★【北米市場2006年マンガ総括英語で!アニメ・マンガ】より



そ、そうか、日本もアメリカも古いマンガの置き場には困るものなんだなぁ。
17年前の作品はすでに「古典的作品」という位置付けになるのか。こ、古典…。
…でも小説なんかは17年ごときでは「古典的小説」とは扱われないような気がするんだよなぁ。

それだけマンガは新陳代謝が早いというか、旬が短いが大量に出荷され場所を取るってことなのだろう。
その中でも、「連載(旬)は終わったけどよい作品はやはり時間を経ても尚おもしろくすばらしい作品はあるよっ」と、新書扱いにすることで改めて書店に並べるための再出版作戦でもあったのね。納得。



私が持っているのはこっち↓。

寄生獣 (1) 寄生獣 (1)
岩明 均 (1990/07)
講談社

*詳細を見る


<作品メモ>
第1巻
OPEN増刊号F、G、H号
【アフタヌーン】 1990年(平成2年)1月号~4月号掲載
1990年(平成2年)7月 初版出版
1994年(平成6年)11月 第24刷版 
定価: 500円(本体485円)

第1話 侵入   3~
第2話 野獣   43~
第3話 接触   79~
第4話 殺気   117~
第5話 勉強好き   143~
第6話 田宮良子   167~
第7話 襲撃   191~220


<登場人物> ★は寄生生物化済。

シンイチ(泉新一): 主人公。ごく普通の高校2年生(16)

ミギー: シンイチの右手に寄生した謎の宇宙生物。★好奇心旺盛で理性的。

新一の父(一之): もと雑誌記者、現在はフリーライター。(44)

新一の母(信子): お嬢様育ちのまま母親になったような女性、主婦。(40)

村野里美: シンイチの気になっている同じ高校女の子。

ミギーの「仲間」: 犬だったり人間だったり★

田宮良子: 高校教師、妊娠中(相手はA★)。パラサイトの中では知能が優れ思慮深いが、基本は冷酷で凶暴。★

Aさん: 田宮良子がシンイチに引き合わすが凶暴で単純な思考から学校を襲撃する。★

「痛がり屋」: パラサイトから見た地球の生き物の性質。

*寄生生物(パラサイト)の特長*
「同類」の存在をお互いに感じとる能力がある。
(半径約300m以内にいる仲間の脳波のようなものを感じとることができる)




「少しは手加減しろよ、バカヤロー!」

「バカヤロー? 
“バカヤロー”という言葉は自分よりバカな相手に使うべきだ」


「なんだと!」







「自分が生きるために他の命を犠牲にする。
 動物はそうやって生きているのだ。
 
 はやく集団の中へまぎれ込め、シンイチ!」


「…おまえ…日本語うまいね…。

 なぜだ…?
 それだけ人間の言葉がわかるのに…」



-- 続きを読む --

「すべからく」の誤用 

節分の日は太巻き食べましたか?いらっしゃいませ~。

【じるこん堂】では居酒屋で飲み食いした後、みんなで北北西(今年の恵方)向いて「これ、ぜってー二人分の量だって~(´д`;)」とぼやきながらも食べ終わるまで全員モクモクと完食いたしました。(ゴフッ)
この妙な沈黙の中、筒のような黒い食べ物を同じ方向を向いて食べる自分たちをビデオに撮って、YouTubeとかで流してみたい欲求に駆られましたがやめましたw。




さて、「すべからく」の誤用について他のブログ様のコメント欄で指摘を受けてましたので「えーと、どこだどこだ?」と焦っていたら、「日本食レストラン検定制度」の記事じゃなくて「竹島プロジェクト2007」の方だったんですね。
他の記事にも飛んで頂いて恐縮です~。
ついでにミク友いないのにmixiからのご来店の方が増えててビックリー。
まま、せっかくですからゆっくりしてってくださいな(^^)つ旦〟



「すべからく」は「当然○○は●●であるべき」の意で「すべての」ではない。by はてな

ロゴスの名はロゴス ロゴスの名はロゴス
呉 智英 (1999/01)
メディアファクトリー

*詳細を見る


この「すべからく」という単語を見ると,反射的に呉智英を想起する人は少なくないらしい。

正しい語法○→
「すべからく○○すべし」とか「すべからく○○は××であるべき」などと用いる。

正しくない×→
「すべて」の意味で使っている。



呉智英氏がだいたい10年くらい前からこの誤用について論じているらしい。
「小難しい言葉を半可通で使うのはこっ恥ずかしいぜ」という趣旨のようだ。

なぜ「すべからく」=呉智英(ごちえいくれともふさorくれともひで*読み方はなんでもいいらしいw)が連想されるかというと、いろんなところでこの「すべからくの誤用」についてしつこくしつこくしつこくしつこ(略)書いているせいらしい。
そのためか「そうした呉智英の粘着質が鼻に付く人に本書は耐えられないだろう。」とオススメレビューにも書いてあったwほどだ。



へぇ~、そうなんだ。
私はさらにその誤用がねじれて「ほとんど」とか「だいたい」とか「大まかに」みたいな意味で使ってたような気がする。
あ、でも「全ての」の変化形みたいなもんですね。

(誤用例)つ「すべからく事なかれ主義でお考えの方にこそ見てもらいたい記事でございます。
by過去記事★【 竹島プロジェクト2007 始動! 】より。

でもまあいいや、参考までにこのままにしとこう。

あっ、またどこからともなく英文スパムがきとる。
んもー、いったい何がきっかけであの意味不明な英文コメントって送られてくるんだろう?
ま、こちらはサクッとな!





ところで他にどんな本書いてるのかな?このヒト>呉智英。

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岩明均 『寄生獣』 ① 

いらっしゃいませー。
寄生虫繋がりで、いってしまいますよ『寄生獣』。
この表紙、ちょっとグロいです。

でも、すっごい好きなマンガだよ「あいしてるー」。
【じるこん堂】のオススメ漫画のひとつ!

寄生獣 (1) 寄生獣 (1)
岩明 均 (1990/07)
講談社

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掲載は青年誌【アフタヌーン】。(*現在一番スキなマンガ雑誌かも)
第1巻はOPEN増刊号のF、G、H号、1990年の【アフタヌーン】1月号~4月号掲載分収録。
あ、もう17年前のマンガだよ。この年に生まれた子供はもう高校生!?

実はもともと少年漫画は苦手で少女マンガ畑ほぼ一筋だったこるちが、初めてはまったグロげろしかも青年漫画がこれ!(あれ、でも主人公は高校生だから「少年マンガ」の部類になるのか?)

なんで、いきなりこのグロ漫画だったのか?
もう直感としか言えません。
マンガの方が「読めー」「読めー」と本屋に入る度に秋波を送ってくるって感じ?


このマンガを知ったのはまだ学生の頃。
うららかで煌びやかな少女マンガばかり読んでいて、そもそも青年誌なんか手にとったことも取ろうとも思わないジャンルでした。

○年前、本屋で同人情報雑誌『ぱふ』をぱらぱらめくっていた時に、『寄生獣』のちょっことした紹介記事が目にとまった。
【ぱふ】ってこんな雑誌。←わはは、○十年前から変わんねーなw

その【ぱふ】に載っていたのは『寄生獣』のほんの小さな一コマの絵と簡単なあらすじ程度の記事でした。

主人公の男の子の腕がにゅーーーんとおもちのように伸びていてその手の先に目玉オヤジ!?と思しきぐにゃぐにゃな肢体の生物が勉強(?)している、しかし男の子は気味悪がっているというよりは「げんなり」とその生物(自分の右手)を他人を見るような目で眺めている。
そんな絵だったような…あいや、改めて読み返す。
あれ、これだったか。

第2話オープニング、朝ベッドで目覚めた主人公シンイチの傍らで百科事典を読みふけっている目玉オヤジもどき1号と2号(でも一匹)。

「今日医者に行こうと思うんだけど…」

「何のため…?」

「おめーをなぁーーー…

ぶった切ってもらうんだよォ!!」



グロいマンガが苦手だった(今もあまり好きじゃない)こるちはちらっと見て、紹介文も読まずにページを飛ばして他の記事を見てその時はそれで終わります。
でもま、この場面はこのヘンな生物(主人公の右手)にむしろ愛嬌を感じるほどでグロさはありません。




しばらくして、本屋に入るとそのインパクトのある寄生獣というタイトルのマンガに目が行くようになりました。
でもしばらくはちらっと遠巻きに眺めては少女マンガのコーナーへ行くだけ。

ある日何故かふとマンガを手にとってみます。
でも、このグロそうで凶悪そうな表紙に怖気づきます。w




2巻が出てました。
手にとってみます。

寄生獣 (2) 寄生獣 (2)
岩明 均 (1991/01)
講談社

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やっぱりコワイよー(怖)。
棚に戻します。





第3巻が出てました。

寄生獣 (3) 寄生獣 (3)
岩明 均 (1991/07)
講談社

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あ、なんかまとも。w
てゆーか、主人公ってこの男の子じゃない?
主人公が表紙になったのが3巻目って…?
ヘンなマンガ。(くす)




4巻が出てました。

寄生獣 (4) 寄生獣 (4)
岩明 均 (1992/01)
講談社

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あれ、なんかこの男の子、雰囲気違うなぁ。
3巻の時はもうちょっとこう、優しげってゆーか優男ってゆーか?





5巻目が出てます。

寄生獣 (5) 寄生獣 (5)
岩明 均 (1992/08)
講談社

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ひいっ!
ま、まさかこれあのコじゃないよね??






6巻が出ました。

寄生獣 (6) 寄生獣 (6)
岩明 均 (1993/01)
講談社

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うーむ、相変わらずグロい。
てか不気味。






7巻が出てます。

寄生獣 (7) 寄生獣 (7)
岩明 均 (1993/07)
講談社

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あ、なんか主人公が青年マンガの主人公っぽい感じ。
辛い困難に立ち向かっていくうちに逞しく精悍になった男って顔つきだ。
でもこの作者って絵が上手いのか下手なのかよく分からないライン上にいるよな。





8巻が出てます。

寄生獣 (8) 寄生獣 (8)
岩明 均 (1994/02)
講談社

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ん?この女のヒトって2巻の表紙のヒトよね?
この赤ちゃんて…。






9巻が出てます。

寄生獣 (9) 寄生獣 (9)
岩明 均 (1994/11)
講談社

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ひいっ!
誰よあんた!?





とうとう10巻まで出た。

寄生獣 (10) 寄生獣 (10)
岩明 均 (1995/03)
講談社

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あ、なんだか主人公が元の顔に戻ってる。
でも、あのヘンな右手は…?(なんか妙に寂し気?)




改めてこうして表紙を眺めてみると、それだけで大まかに物語を追える構成になっているみたいだわ。


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