小さなお茶会 ~じるこん堂へようこそ~

匂いの迷路をひげの指すとおり進めば 少々思わぬことに出くわしても辿りつける…らしい。

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ロシア エルミタージュ美術館 

つい先日、TVを見ていたら山口智子がナビゲーターのエカテリーナ2世の恋文を辿ってエルミタージュ美術館についてレポートする、という風な番組をやっていた。

よくよくみると、ダイワハウスが提供する「大エルミタージュ美術館展」の協賛番組らしかった。

★【大エルミタージュ美術館展について
東京都美術館にて開催中。
2006年10月19日(木)~12月24日(日)

<巡回展>
★名古屋市美術館
2007年 1月 5日(金)~3月 4日(日)

★京都市美術館
2007年 3月14日(水)~5月13日(日) 

エカテリーナ2世とその家臣にして恋人であったポチョムキンとの間で交わされた1162通という膨大な数の手紙を独自に翻訳。
山口智子も自ら多くの資料を探り、その恋文全てを熟読、解読して、ロシアロケに臨む。
歴史から抹殺されていた女帝エカテリーナのたった一度の純愛、命がけの恋のストーリーと、女帝にすべてを捧げた一人の男の存在、そして、その純愛と共に歴史の闇に消えたままになっているロマノフ王朝の失われた財宝。
時代を超えて、心を揺り動かす“究極の愛の世界”に、山口智子がいざなう。

ダイワハウススペシャル 山口智子「女帝エカテリーナ 愛のエルミタージュ」by日テレ 10月24日(火)夜9時放送
大エルミタージュ美術館展開催記念番組より



恋文 女帝エカテリーナ二世 発見された千百六十二通の手紙 恋文 女帝エカテリーナ二世 発見された千百六十二通の手紙
小野 理子、山口智子 他 (2006/10/19)
アーティストハウスパブリッシャーズ

*詳細を見る



久しぶりに見た山口智子はちょっとお年を感じさせたがそれでもこれで42歳(と言っていたような)とは!と驚くような溌剌さであったよ。

1000通を超える恋文を日本語に訳してもらい、その手紙に沿って美術館、というより、世紀の淫乱とも呼ばれたロシアの女帝エカテリーナ2世(エカテリーナ・アレクセーエヴナ )の人生をあくまで山口智子の視点でより人間的に描き出していく、そんな構成だったと思う。

私は特に山口智子のファンでもないし、彼女が憧れの…というわけでもないのだが、エルミタージュ美術館はぜひとも行ってみたい美術館リストに入っているうちのひとつなのでなんとはなしに見ていた。

★【エルミタージュ美術館公式サイト





恋人が山ほどいたとか、贅の限りを尽くしたとかで悪評も盛りだくさんな彼女だが、45歳を過ぎて結ばれた10歳年下の臣下でありながら恋人となったポチョムキンへの恋文の出現で、ここ現代にきてぐっと世の女性たちの共感を得たかもしれない。

「いいよね、こんな恋に一生懸命になれるなんて。女だよね」

と山口智子のように心から感嘆するほど彼女の恋愛に興味はない私だが、この美術館を彼女がエカテリーナの恋文を朗読しながら駆け抜けていくと、言いようのない切なさに胸が締め付けられる。

権力のすべてを注ぎ込んで集めた美術品、美しさで寸分の隙もない完璧さを求めたであろう空間、なのに見ていてその美しさに泣けてきてしょうがない。
私はエカテリーナ2世にも山口智子にも共感してるわけではないのに、どうしてこんなに胸が震えるのだろう。



恋文は、45歳の女が、しかも強大な権力を持っている人間とはとても思えないような初心な気持ちを素直に書き綴ったものだった。

そうした想いは、もしかして幼い頃得られなかった恋するウキウキ♪な気持ちをどうしても追求したいという単純な欲求だったのかもしれない。


時々挿入される音楽がまた心に響くのだ。
山口智子の歌が下手だった(笑)という話もあったが、あれは上手い下手の話ではないのになぁ。

遠い異国のメロディーがどうしてこう心に染みるのか、涙が出るほどに。
ロシアになんて行ったこともないし、今まで行きたいと思ったこともないのに。

ロシア民謡
「黒い瞳」 
作詞 : 中村千栄子
編曲 : 岩川三郎  

忘れえぬ~面影を~夢に見る~切なさよ~♪
雪の夜に~さりゆきし~黒い~ひ~と~み~~~よ
悲しみの 冬はゆき 我が思い 燃えあがる
この広い 草原(ソウゲン)の 花たちに 誘われて   
いつの日も 人知れず だいていた かぐわしい
面影を 偲ぶ夜 この胸は いた~む

今は赤いばらも青い鳥も光る風たちも~~
みんなで君の みんなで僕の 
やがての幸せ信じてる

今は赤いバラも青い鳥も光る風たちも~~
みんなで君の みんなで僕の
やがての幸せ信じてる

花は風と楽しげに 風は鳥と舞いあそぶ
寒い冬の日も君は春の
花や鳥のように
明るくいつでもほほえみをみせてくれた

悲しみの冬はゆき 我が思い燃えあがる
この広い草原に 美しい春がきた
いまはばらもほほえみ 鳥もさえずり
悲し~みの 冬はゆきわが
風もささやくよ~~~
思い 燃えあ~がる
忘れえぬ~ 面影よ~
あの黒いひと~み~~~よ~~~~♪




歌は最初の方しか分からない。
でも、このメロディーってとても心に染みるんだよなぁ。
歌詞も原文そのままよりも臨場感があってよいです。


<原文訳>
Dark eyes, ardent eyes
Flaming and beautiful eyes
I love you so, I fear you so
For sure I've seen you at a sinister hour

黒い瞳 情熱的な瞳よ
燃えるような 美しき瞳よ
貴方を愛している 怖いくらいに
貴方を一目見てから 私の人生は狂い始めた

Without meeting you, I wouldn't be suffering so
I would have lived my life smiling
You have ruined me, dark eyes
You have taken my happiness forever away

貴方に会わなければ こんなに苦しむこともなかった
笑顔で人生を送っていただろう
僕の人生を狂わせた その黒い瞳
僕の幸せを永遠に奪い去っていった





あと番組のテーマ曲♪「エカテリーナのための協奏曲」、これ、なんだかものすごーく、ロシアの風景に絡んでいて、エカテリーナ2世の恋の遍歴を語る構成と合っていた。

ひょっとして、恋愛がどうのこうのでなく、この曲があの番組を引っ張っていたかもしれないと思うくらい。

「大エルミタージュ美術館展」&
山口智子「女帝エカテリーナ 愛のエルミタージュ」テーマ

曲  名 : Concerto for Catherine
演  奏 : 松下奈緒 × NAOTO × 松谷 卓
(松下奈緒デビューアルバム『dolce』収録曲)

ヴァイオリニストのNAOTO、ピアニストの松谷卓とのユニットで奏でる「エカテリーナのための協奏曲」 は9分近い大曲。
静の松下、動の松谷のピアノに、感情がうねるNAOTOのヴァイオリンが激しく、切なく奏でられる。

dolce (DVD付) dolce (DVD付)
松下奈緒 (2006/10/18)
ERJ

*詳細を見る




いや、引っ張られていたのは私か…。
やばい、聴いたらまた泣きそうだ。



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