小さなお茶会 ~じるこん堂へようこそ~

匂いの迷路をひげの指すとおり進めば 少々思わぬことに出くわしても辿りつける…らしい。

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銀シャリマーガリン!?&海外における日本食レストラン認定制度その2 

最近、こんなん見つけて食べてます~。

「銀シャリからマーガリン」

銀シャリマーガリン

★【銀シャリ本舗HP


米から作ったマーガリンで銀シャリ本舗エコソフト
普通のマーガリンよりやや価格は高め。コンビニで約300円だったかねぇ。

小岩井農場のブランドバター並のお値段だけど、珍しくて買っちゃったよ(´∇`;)。

見た目もお味もたしかに「マーガリン」でした。
米からもマーガリンって作れるんだなぁ。






…なんて記事出そうかと思ったら瑠璃子さまから改めて「海外の日本料理認定制度」についてコメント頂いてたのでついでにこちらでお返事も兼ねさせて頂くことにいたします。

例の何年か前の南米であった日本食レストランでの食中毒寄生虫問題のニュース、検索してたら↓こんなんありました。
生鮭の寄生虫調査「レストラン側も被害に対処」「政府、チリ産輸入を禁止か」「替えて冷凍のものを」by ニッケイ新聞

2004年3月から2005年3月までに大都市圏で28人に寄生虫の感染が認められたことによって、日本食レストランの売上げは60%落ち込んだ。サンパウロで販売されている寿司・刺身の半分は、サケだという。

フォーリャデ・デ・サンパウロ紙』4月13日付けより抜粋


で日付が2005年4月15日のものなので、多分私がどっかで知ったニュースの元記事がこれだと思います。




ついでにもひとつ。

生魚を食べて寄生虫に感染「1年で28件確認」「鮭とスズキが媒介した可能性」
by 2005年4月6日付け記事より

すしや刺身などの生魚や過熱が不十分な魚を食べることを通じて列頭条虫類寄生虫に感染したケースが、2004年3月から2005年3月までの一年間に聖市で28件確認された。うち18件は今年に入って記録されている。感染した患者らは、様々な地域ですしや刺身を食べていた。
(略)
寄生虫を媒介した魚として、列頭条虫が主に寄生すると鮭と鱸(スズキ)が推定されている。鮭はチリから輸入されているが、ブラジル近海で取れる魚が媒介した可能性も否定されていない。
州保健局の伝染病監視センター(CVE)は今週中にも生食用の魚を調理前の24時間、マイナス18度以下で冷凍するよう通告する。冷凍することで感染が防げると科学的に証明されたわけではないが、低温で寄生虫が死に、または活動を弱めるとみられる。日本料理店は、冷凍は普通に行われており、味を落とすことにはならないとコメントし、同センターのフォルタレーザ所長は、寄生虫は目で確認できないため、レストランに責任はないと述べた。


(虹色ブルマさま、とりあえず寄生虫記事発見しましたよ!)
このマイナス18度以下で冷凍って、簡単な対処法のようだが思いの外設備投資が要るようで、ほかの記事でも

「そんな(高い)機材をどうやって設置したらいいんだ?(´д`;)」

という現地レストラン経営者の戸惑いも見られました。

またまたTVの特集からですが、そういえば

「日本食は生で出せばいいから大きな機材の設備投資が少なくて開業しやすい」

という声もあったかと記憶します。




☆ついでに南米のサーモンについてのミニ知識☆(付焼刃ですが)
チリにとってサーモンの輸出は2004年時で約14億ドルで総輸出額の4.5%になる重要品目なのだそうだ。
そーいえば、近所のスーパーでもサーモンの刺身とかスモークサーモンの産出国表示を見ると、チリ産のものがほとんどだった気がする。

しかし、実はそのサーモン、もともとは南半球には存在しなかったのだ。

赤道付近の海流の関係で鮭が北半球にしか回流しないためらしい。
それが今から約30年くらい前に、日本のJICAが北海道のサーモンの稚魚を導入し、チリで放流したのがもともとの始まりなのだそうだ。
しかし、ふるさとの川が分からなかったのか回流のせいか、その稚魚たちはほとんどチリには帰ってはこなかったらしい。
だが、チリ人とドイツ系人が戻ってきた数少ない鮭を生簀で養殖する方法を思いついて、それが成功して今日チリのサーモンは輸出重要品目にまで成長するのである。

南米のチリにおけるサーモン事業の隆盛はその頃が発端で、記者によると約20年前の1986年頃になってブラジルにも輸出され始めたそう。
そして、そのサーモンの寿司ネタはブラジルでも珍重されるようになり、それが発端で現在のブラジルにおける日本食産業の隆盛に繋がっているのだそうな。

★【寄生虫問題とチリのサーモン
by【ブラジル・サイト(ブラジル社会)】2005年5月7日より参照~。



はー、今日スーパーでお目見えするチリ産サーモンと日本とブラジルの日本食レストランがそんなところで繋がっているとは知らなかった!
わーお、食べ物の文化っておもしろい~(@@)。


で、こっから瑠璃子さまへのお返事の続きです。

>思うんですが、いわゆる「民度」の低い国でも食品衛生法というものがあり、違反すれば違反した人間が処罰されるわけでして、その衛生法に違反した食事をだしていたからその国の料理が批判されるということは考えにくいのではないでしょうか。
あったとしても、一過性ではないですか。


えーと誤解を招いた書き方だったかもしれないのでそこはお詫びします。
が、私は南米全体が「民度」の低い国々だとは思っていませんのでよろしく。(国によってはどうしようもない部分を抱えているとは思いますが)
記事にあったようにサンパウロでも保健衛生局がちゃんと対応しているようですし。
それに先にあげたサーモン輸出国のチリなどは、それが自国の重要な輸出品だと分かっているのでその衛生管理や教育に関してはかなりきっちりしているようです。

で、ながなが引用してしまいましたが、私が言いたかったのはここ辺りにも通じるんです。

ノルウェーを凌ぐサーモンの最大輸出国だと自負があるからこそ、チリはその管理に神経を使うし、食中毒等の問題が起こればそれは即「自分」の問題だという自覚があるからそのトラブルに対して真摯にならざる得ないんじゃないでしょうか。

日本料理認定制度について瑠璃子さまは特に「官僚の天下り機関としてけしからん!」と言いたいのだと私は理解しましたが、それを政府が金を使うことじゃないっていうのとは私は違う意見です。
「民間でやればいい」とおっしゃいますが、じゃ、今現在誰かがやってくれてるんでしょうか?
もし政府に先駆けてそのような活動を積極的に行っている機関があれば私もそれはそれで賛成です。反対はしません。反対する理由もないですし。
でも民間でのそのような活動を今のところ私は知りません。

不衛生で管理の行き届かない状態というのがただの無知(←日本食へのですよ)からくるのなら仕方ないのかな、とも思います。
が、もし、その店、その料理が「自分の家」もしくは「自分自身」を代表するものだって自覚があるのなら少なくとも改善や努力はしていくものだと思う。日本人経営者だろうと何人だろうと。

例えば、日本で日本人が中華料理を出して、それが日本風のアレンジだったとして、でもそこでお店を経営するヒトってのは「自分」が看板だって自覚くらいあるし、味が悪く、食中毒など出そうものならそれは「自分の店」のプライドに関わる問題だってことくらい知ってると思う。

でも海外でただ「高い単価で収益がいいから」ってだけで日本食の看板を出す経営者にそのプライドってあるの?って思う。
特に日本人と見分けのつかない東洋人顔だけど日本人じゃなくて「これが日本食でしょ」と食べに来るお客に対して、「自分は日本人じゃいけどプライドもって日本食レストランやってます!」って胸張って言えるの?って思う。



逆に、日本人なのに中国人のふりして中華料理屋やってるヒトっていますか?



>売り上げは落ちましたが、基本的には一過性で、いま叔父の店はほかに日本料理店ができたことによって生じた売り上げ減のほうが着実に響いています。


食中毒による連鎖的な売上ダウンは「一過性だから」政府が動く必要はないという意味でしょうか?それとも食中毒が発生しても日本食レストランは人気があって今も増えつづけているから意味もないということでしょうか?

現地で頑張ってらっしゃる叔父様は人事ながら尊敬いたします。
しかし、瑠璃子さまがこの認証制度に反対する理由がそれというのはちょっと腑に落ちません。

「>日本食をブランド化することによって日本製農作物の高値輸出促進という側面がある」からという理由での賛成ならば、この認証制度については問題ないとおっしゃりたい…のですよね?(イマイチ自信ないですが…)

>刺身食べるからっていうのはあまりにも他国の衛生法に対して失礼ではないかと思います。


ご自身の叔父様が海外で日本食のレストランを経営されていらっしゃるという点もあり、このような意見なのかとなとも思いますが、「他国の衛生法にとって失礼だから日本料理の認証制度に反対」ってのも私にはよく分からない理論です。正直なところ。

実際問題はサーモンに限らず多岐にわたっているようですし、それを放置することはそれこそ日本食をブランド化するって目的にとって足かせになるんじゃないでしょうか?


>そういう論拠であるならば、当然賞味期限切れの牛乳を使用している企業があるわけですから、カフェオレはフランスの、カフェラテはイタリアの、ミルクコーヒーはアメリカのそれぞれ認証制度を、なんて話しにもなるんじゃないでしょうか。


この賞味期限切れの企業というのは雪印不二家ことですよね?(私は今でも雪印の製品は買いません。ペコちゃんは大好きだっただけに…ガクッ_| ̄|○ililil)

でも、この日本国内の不祥事問題を海外における日本料理認定制度の是非に絡めるのは問題点のすり替えに感じます。

「日本の国内で不祥事があったんだから、海外でどうこう言ってる場合か!」というのはよく聞かれる論法ですし、日本人は自己反省せずにはいられない民族らしくなにかある度にそういう論説もこの日本料理認定制度に限らず起こっているように思います。
ですが、マイナスを埋めなければプラスになることをしてはいけないって感覚は、はっきり申し上げてまったく無意味だと思います。

例えば瑠璃子さまのおっしゃるようにフランスやイタリアやアメリカが日本の国内でそれぞれ同じように「認定制度作るったるぞ!」と凄んだとしましょう。(*その場合、当然日本の制度と同じような制度を発動したと想像します)















なにか問題ありますか?




どうぞ、お好きなようにというのが私の感想です。
だって別にフランスやイタリアやアメリカが日本国内のレストランを営業停止にできるわけじゃないですもの。(日本の場合も同様では?)
逆にその国々が日本でそんな制度を発動したからといって、その国々にとって何か利益はあるのかと首をひねります。

でも、日本の場合は違います。
「日本食のブランドのイメージを高める、守る」
という目標もあるんですよね?

日本人が何かとすぐ海外と日本を比較してしまい、それを絶対と考えるクセがあることも私は自覚してます。
ですがそれにばかり囚われていては、結局自分自身の足元を見失うんですよ。



私の場合は「日本には日本の立場がある」って点が一番です。
日本の国益(ブランドもイメージも)を守るのは結局日本だけだからです。




この制度、そんなに反対しなけりゃいけないですか(??)



P.S.
私は安倍総理の「美しい日本」って指針、好きですよ^^。
少なくとも、今まで政治理念に「美しい」という概念を堂々と提言した政治家を私は知りませんから。


----------今更追記
★【農林水産省「海外日本食レストラン認証制度について」

海外においては、日本食レストランと称しつつも、食材や調理方法など本来の日本食とかけ離れた食事を提供しているレストランも数多く見られます。
このため、海外日本食レストランへの信頼度を高め、農林水産物の輸出促進を図るとともに、日本の正しい食文化の普及や我が国食品産業の海外進出を後押しすること等を目的として、海外における日本食レストランの認証制度を創設するための有識者会議(以下、「会議」という。)を設置します。



あ、なーんだ。
今更ですが、まだ創設するかしないかの会議段階だったんですね…。
多分この「海外における日本食レストランの認証制度」という名前もこれから変わっていくんじゃないでしょうかね。(長いし…)


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この記事に対するコメント

cheap77.info/insurance/…

☆Amber#VFFaYILUさま、いらっちゃいませv-273
あなたのサイトを検索しても該当がありませんでした。
せっかくのご来店ですが、コメントを削除させていただきました~。
【2007/02/06 18:50】
URL | こるち #- *編集*

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