小さなお茶会 ~じるこん堂へようこそ~

匂いの迷路をひげの指すとおり進めば 少々思わぬことに出くわしても辿りつける…らしい。

09« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.»11

このページの記事一覧

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 *  TB: --  *  CM: --  * top △ 

フラン・ルーベル・クズイ監督 『TOKYO POP』 ②尾崎豊とダイアモンド☆ユカイ 

実は、この映画で歌ってる「Natural Woman」♪のキャリーとユカイ君の掛け合いがすっごく好きだ。


★【『TOKYO POP』ユカイ&キャリー・ハミルトン「NATURAL WOMAN」




ユカイ君はもともと声量はあるから、キャリーと張り合うつもりでがなろうと思えばいくらでもがなれるんだよね。
でも、この歌の時はキャリーの声に寄り添うようにエスコートしてるようにやさしい。

私はこんな風にやさしいユカイ君の歌声がもっともっと聴きたいんだけどなぁ。

ちなみに、このベッドシーンは監督がじれるくらいユカイ君が照れて恥ずかしがって大変だったそうだw。(ただ上半身裸でベッドにいるだけのシーン)
ほんとにカワユイ男だよ。

この時ウエンディを慰めるためにユカイ君(ヒロ)が「ナチュラル・ウーマン」を「ユーメイクミ♪フィールラァイク、ナーチュラル…マァン♪」とお茶目に変えて歌ってたけど、後に同じタイトルでユカイ君について語った本が出ている。>「NATURAL MAN」(多分もう絶版…)

あ、まだあった?

ナチュラル・マン ダイアモンド・ユカイパーソナルブックナチュラル・マン ダイアモンド・ユカイパーソナルブック
(1989/07)
田所 豊、朱雀 正道 他

*詳細を見る




昔、某ラジオ局で「SFロック・ステーション」という深夜番組があってその中で最初の15分間の「ロックンロール宣言」というコーナー(*最終回は1993年7月2日)でパーソナリティーを務めていた藤沢映子さんがインタビューしそれをまとめた、バンド本「HAPPY」となんか混乱してるな^^;。


HAPPY RED WARRIORS―レッドウォーリアーズ・ストーリーブックHAPPY RED WARRIORS―レッドウォーリアーズ・ストーリーブック
(1988/11)
藤沢 映子

*詳細を見る



ロック番組って今あんのかしらね…^^;。
ラジオのロック番組って言うとハーフか帰国子女かと思うような英語流暢辛口ノリノリでワイワイワッショーイ「イエ~イ!!みんな、ノッてるかーい!!」的なお祭り騒ぎなイメージがあるかもしれないけど、この番組はパーソナリティーの人柄か、とても静かでまじめなでも音楽に対して真摯な情熱を感じさせるひたむきな雰囲気があって好きだったなぁ。(時にはキツイ意見もあったような気がするけど)
英語もそう流暢でもなかったけど、やたら形容詞に英語を挟んだりして「ロックっぽく」聴かせるってこともなく、リスナーに対してもバンドや歌い手に対してもリスペクトを忘れない、けど堅苦しくないってところが人気のあった所以だったと思う。
なので、彼女がインタビューするとガードの固い歌い手もついべらべら己をさらけ出しちゃうという伝説もあったとかなかったとか。

そういえば、当時ネット環境はおろかTVも持ってなかった私が唯一音楽情報源として仕入れていたのがこの「SFロック・ステーション」だったかもしれない。




ところで監督のフラン・ルーベル・クズイ氏は、最初このヒロの役を探して日本の音楽シーンを漁っていて、その頃音楽PVで見た尾崎豊に目も心も釘付け「彼しかいない!!」と監督自らわざわざ日本の事務所にまで出演依頼の交渉をしに来ている。


壊れた扉から壊れた扉から
(2001/04/25)
尾崎豊

*詳細を見る



監督が直接会って話した尾崎はPVのイメージよりも「まじめで知的で真摯、そしてなによりハンサムだった」そうだ。
しかし、尾崎本人とこの映画の脚本について話し合った結果、「これは僕の役ではないと思う」という結論に達し、監督もそう感じて尾崎主演の映画となるはずだったプランは消えたのだった。
ちょっと観てみたかった気もするなぁ>尾崎豊の『TOKTO POP』。

「尾崎しかいない!」と意気込んでやってきたクズイ監督が、「じゃぁ誰にしよう…」と思案していた時に当時同じ事務所だった、じゃらじゃらしたアクセサリーに長髪スレンダー、ひょろ長いのっぽのシャケが登場。

「バンドマン探してるんだって?
 昼飯おごってやるから付いて来なよ、ぴったりなヤツ紹介するからさ」


監督けっこうビビったらしいw(ヘンなところ連れ込まれたらどうしようって)




「で、連れて行かれたのが下町のカレー屋で紹介してもらったのがユカイだったってわけw」

最初紹介されたときは尾崎と正反対なユカイ君に「えーーーー???」と思ったという監督、あなたは立派にオンナですね。
尾崎はぱっと見「ハンサムガイ」だけどユカイ君はどっちかってーと「ファニーフェイス」だもの。
それに尾崎の音楽PVを見て「これだ!!」と思った人がレッズのPV見れば「真逆じゃねーかよw」と思うじゃろ。



しかし、しばらくユカイ君とお話ししているうちに笑い転げて

「ヒロ役はユカイしかいないわ」

と思うのにそう時間はかからなかったという。
ちなみにユカイ君の名前は田所豊
ちなみにベースのキヨシ君は、同じ事務所所属の尾崎豊のローディー(裏方)くんだった。
レッズがメジャーデビューすると決まって「おれ、表舞台でやっていけるかなぁ…」と悩んでいた時に、「キヨシならやれるって!」と背中を押したのも尾崎だった。

というわけで、尾崎がいなければキヨシ君がレッズでベースを弾いていなかったかもしれないし、ユカイ君主演の『TOKYO POP』は存在しなかったかもしれない。




★【『TOKYO POP』フラン・ルーベル・クズイ監督インタビュー&RED WARRIORS 「WINE&ROSES バラとワイン」





当時ユカイ君の英語は映画の役まんま実にブロークンで、まるででたらめだったらしいけどしゃべっているとおかしくて楽しかったんだそうな。
あっち(アメリカ)でもでたらめ英語で臆することなくいつの間にかスタッフとも溶け込んでいって「おまえっておもしれーな!」とすぐコミュニケーションがとれたとか。

この映画の成り行きそのものも、当時の時代の匂いをも醸し出してると思う。
映画の作りそのものは、昨今の「よく出来てる映画」と比べると技術や予算の関係もあって安っぽく見えるような気がするけど、でも、

ユカイ君の魅力バクハツな映画なので、大好きで何度も観たし、また観たくなったー。

それにもうすぐクリスマスだ。
クリスマスソングっていろいろ出てるけど、こるちのベストクリスマスソング集には必ず入っているのがレッズのこの「バラとワイン」。

時代を反映してかなりバブリーな雰囲気だけど、こんな楽しいクリスマスソングってあんまりないよね。
下品だけどシャイ!?ふざけてるけどピュア!?貧乏だけど心は錦!!みたいなところが今も大好きだ!




この記事に対するコメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL
→http://ilovemannga05.blog39.fc2.com/tb.php/206-ccef3515
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。