小さなお茶会 ~じるこん堂へようこそ~

匂いの迷路をひげの指すとおり進めば 少々思わぬことに出くわしても辿りつける…らしい。

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漆原友紀 『蟲師』 ③ 

買ったー!第7巻!
〈作品メモ〉
平成17年(2005年)6月号~2006年1月号 
講談社【月刊アフタヌーン】掲載 
平成18年(2006年)2月 第1刷発売
講談社【アフタヌーンKC】  P227 定価:本体590円(税別)
蟲師7

ううっ。うれしい。

【花惑い】…はなまどい 
桜の名木、佐保、‘木霊’(こだま)、曽祖父(!?)万作、その息子・八汐(祖父?)、桂一(父?)、庭師の柾(まさき)、旅の娘、接木。



【鏡が淵】…かがみがふち
恋多き女・真澄、その父母、波のない池に棲む‘水鏡’(みずかがみ)、さびしい所、鏡研ぎの男。



【雷の袂】…いかずちのたもと
レキ、レキの母しの、父、‘招雷子’(ショウライシ)、‘招雷子’の幼生、‘ヘソの緒’、‘招雷子’の成体、自分の子供を愛せない母。



【棘のみち】前編…おどろのみち
爺さま、クマド少年、薬袋(みない)一族(最古の蟲師一派)、‘一度死んだ植物の再生活動’、狩房家付き蟲師・たま、狩房家(かりふさけ)4代目筆記者・淡幽(たんゆう)、‘禁種の蟲’、‘棘の道’(おどろのみち)。



【棘のみち】後編
狩房家付き蟲師・薬袋たま、将来の薬袋家当主・クマド青年、狩房家当主・淡幽少女、‘棘の道の入り口’、‘完全な死’、ギンコ少年、‘光酒から造る人工の蟲’、‘核喰蟲’(さねくいむし)、大人淡幽、野立て。
*参照:『蟲師』第2巻【筆の海】




ほんと、大好きなマンガです。
心の清涼剤です。
たかがマンガ、されどマンガ。


一時期、持っていたマンガをすべて捨てようとしたことがありました。

マンガを読むのをやめようとも思いました。

結局捨てることはできませんでしたけど、こんなマンガに出会えて本当にマンガを読むことを止めなくてよかったと思います。

この世に存在するすべてのマンガを読もうと思えばできるかもしれません。

しかし、この世に存在するすべての人間と心を分かち合えることができないように、きっと心から対峙できるマンガもそう多くはないでしょう。

私にとって、マンガの出会いはヒトの出会いと似ています。

これほどあらゆる情報と購買手段が多様化しているなかでそれでも手に入れる本が限られてしまうのは、結局のところ私の懐の問題なのですが(金銭的な問題だけでなく)、そんな事情も踏み倒して会いに行きたくなる本が手元に残るのです。






しかし、その物語の神様とも言える作者は、時に物語の背後に消えてしまいます。

作者にとってそれがいいことなのかどうか不明ですが、本を開いた時に私をその世界の一部に招いてくれる物語であればあるほど、作者の存在は消えてゆきます。
もともと物語を理屈で捕らえることが苦手なせいか、私にとって名作とは無条件でその世界に身を委ねることができるもの、なのです。


その世界にいる間のささやかな時間を、私は珠玉と呼びたい。






書籍のオンライン化や電子ペーパーの発達はこれからどんどん加速するかもしれません。

ですが、この『蟲師』のように手触りまで愛せる本はきっとなくなりはしないでしょう。








ついでに。
蟲師 Official Book
〈メモ〉
平成18年(2006年)1月 第1刷発行
講談社【KCDX】 P223 定価:933円(税別)←!!
蟲師読本

(°≡°)!?
レジでびっくり。
なんだこのオフィシャルブックの値段は!?

本編でさえP227で590円なのに、なんでオフィシャルブックがP223でほとんど倍額の993円!?

え?え?カラーの挿絵のせい?
アニメのページがあるから?
それとも執筆者編集が大勢いるから?
それとも収入はアニメの製作費用の一部に回そうと?
いいさ、これでアニメの製作第2部に突入するってなら!
アニメ『蟲師』も本編マンガと同じく大好きさ!

この本には、アニメ『蟲師』の監督長濱博史氏のマンガ『蟲師』への情熱が語られています。

マンガとアニメを両方観ているヒトなら分かることですが、アニメはかなりマンガに忠実な作品になっています。
もうほとんどマンガのコマ割がアニメの絵コンテになっている感じです。
ただし、それは‘怠けていて’そうなっているのではなく、製作現場の隅々にその意志が貫かれているからこそなのです。

つーか、TVアニメ放送が第20話で終了って!?
聞いてないよっ!
26話分作るって言ってたじゃん(>口<)!

うわーーーん!【筆の海】を最終回に持ってくるって予想が当たっちゃったようっ!
あと6話分ある♪と思って油断してたよ。ショックだ。

ん?なになに、「TV放送分は第20話までですが、残りの6話も製作します」?
なーんだ、じゃDVD用に増やすつもりだったのね。



…ちょっと待てーーー!
錆の鳴く声とか夜を撫でる手とか沖つ宮とか野末の宴とかちゃんと入ってるんでしょうねー?



【夜を撫でる手】はグロいけどかなりお気に入りのお話なので是非映像化キボン。

この【夜を撫でる手】って、タイトルから撃たれたお話です。

やまねむる雨がくる虹がたつと同じで、題名がもう私の心をねじ伏せます。



もちろん辰兄のダークサイドな面も大好きです。
多分近所にいたら恋してます。

第7巻の【棘のみち】クマドも同じような匂いがします。
いえ、辰兄以上の陰を感じます。
クマドのあの無表情にも弱いです。
‘禁種の蟲’以外には興味がなさ気なクマドが、筆記者・淡幽と触れ合っている時だけふわりと優しいカオになる様は、
(これで淡幽お嬢様がギンコに恋をしたらクマドはますます暗くなるんじゃないか!?)
と余計な心配を抱かせるほど哀しくてスキです♪

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