小さなお茶会 ~じるこん堂へようこそ~

匂いの迷路をひげの指すとおり進めば 少々思わぬことに出くわしても辿りつける…らしい。

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映画 『ダ・ヴィンチコード』 

最近友人たちと話題の映画『ダ・ヴィンチコード』を観に行きました。



いろいろ感想を述べ合ったところ

「おもしろくてつまらない映画だった」

ダ・ヴィンチさんの絵はあまりストーリーには関係なかったような?」

「もともと原作からフィクションだって言ってあるのに、バチカンや熱狂的キリスト教徒が何故あんなに大騒ぎするのか分からない」

「原作のラングドン教授はもっとカッコイイ感じなのに、何故トム・ハンクス!?」

「ソフィー役のオドレイ・トゥトゥの英語は、アメリカ人的にはどうだったんだろう?」

etc…で、最終的には

異教徒の私たちには、コトの重大さがイマイチよく分からないからねー(どっちだっていいじゃん?)」

でした(笑)。





で、しかも異教徒の自分たちでもストーリーの結末が想像つく範囲だったので、アクション映画の爽快感とかミステリー映画の大どんでん返し的驚愕とか人間ドラマの深淵とか、思わぬ感動を期待して挑むにはちょと中途半端な印象。




うーん、賛否両論だという情報だったのですが、まさにそんな感じでございました。
でも、ばっさり「駄作」というのもしのびない。




この映画で、観ていて一番感情移入してしまうのが、病的なまでの信仰心から暗殺者として登場する修道僧のシラスです。(個人的に)

このシラス役のポール・ベタニー(Paul Bettany)は1997年の『ベント ~堕ちた饗宴~』で映画デビューした方でした。(主役ではない)

この『ベント』って映画、公開当時は「ミック・ジャガーがキレた衣装で出演しているらしいよ(笑)」と気楽に月曜日に観に行って、その後の一週間を鬱で過ごしてしまったくらいどこにも全く救いのない映画で、まさに「痛い映画」でしたが、まったく、どうしてこんな「痛い」役がハマッってしまうんですか、あーたは!と目を覆ってしまいたくなります。

映画では具体的な説明はなかったんでよく分からなかったんですが、原作ではアルビノ(先天性色素欠乏症)のせいで過酷なまでのいじめ(虐待?)にあい、絶望の淵にいた時に教会の導師に助けられ愛を与えられたところから、恩師やキリストの教えに愚直なまでに忠実に仕える修道僧(映画ではキリストの戦士と導師に言われていた)に成長した…という長いながーい過去が登場するようです。

えげつないなー、と思うのは私が異教徒だからでしょうか。
不幸な子どもに愛を与えることで、自発的テロリストもしくは暗殺者の役を負わせる、なんてさ。導師に限らず、大人ってこういうところが少なからずありますね。

ですが、シラス自身にとってはそういった神へ(導師や教会へ)真摯に忠実に仕えることが、愛を与えてもらえる事だと信じている。
自分のしていることは正しいのだと信じている。



「神は殺人を絶対に許さない!」



ソフィーにビンタくらって一瞬途方に暮れるシラスの表情が切ないです。
このお話で一番哀しい存在のような気がします。



そう言う意味で、主役の二人(トム・ハンクスオドレイ・トゥトゥ)に感情移入できなかったのがこの映画のつまらない点だったと言えます。




最後に、マグダラのマリアさまはなんでそんなところにいらっしゃったのかこれまたよく分からないままでした。うーむ。




ちなみにサー・リー役のイアン・マッケラン(Ian Makellen)卿もこの『ベント』に出演しておりました。なつかしの饗宴…もとい共演です。

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